ヒマだしワインのむ。

ヒマなのでワインを飲みます。ワインの知識はありません。

アルマヴィーヴァにプリューレ・ロックにエール・ダルジャン。AUTHORITYカレッタ汐留店の試飲カウンターに今すぐ行くべき理由。

AUTHORITYカレッタ汐留店でツイッターキャンペーンをやってると聞いて

東京・汐留のAUTHORITYカレッタ汐留店で、フォロワ−2000人突破記念で試飲一杯無料キャンペーンを実施しており、無料で飲めるワインのリストにシャトー・ディケム(1994)が加わったと知ったのは先週金曜日、2020年10月1日のことだった。

行けなかった。仕事で。飲みたかった、シャトー・ディケム。飲みたかったー! シャトー・ディケム! と選手宣誓みたいなノリで叫びたい気分。しかし、一度「行きたい」と思ったのに、ディケムがないからと行かないのはなんというか正しくない感じがするので昨日10月5日月曜日、改めて向かった。ディケムはなくとも他にも素晴らしいワインがある、という情報はツイッターで入手済みだ。

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AUTHORITYカレッタ汐留店の外観。ワクワクしちゃう。

新橋駅を背にゆりかもめの線路に沿って地下道を汐留方面に向かい、日本テレビやら電通やらの社屋をかき分けるように進んでいった先に目的地・カレッタ汐留はある。そして施設内に入ってすぐ、左手に目指すAUTHORITYカレッタ汐留店はある。

入り口の外側には2本で3000円のワイン。中に入ると、焼酎、日本酒が豊富にそろったコーナーがあり、その先に試飲カウンターがある。誰かが今まさに飲み終えた直後なのだろうか、いくつかのグラスが雑然と残っている。ワインの余韻とか気配みたいなものがそこには漂っていて、それだけでなんだかいい気分になってちょっとホッとする。いいワインは他人が飲んでもいいワイン。今から私もそれを飲む。

アルマヴィーヴァ(2017)45mlを無料で(!!)試飲

さて、ツイッターフォローキャンペーンを実施していることは百も承知であり、その特典で1杯無料でいただく気も満々で臨んでいるのだが、こういうときのなんていうんですかねひとつの作法みたいなものとして、「あの〜ネットでなんかチラッと見かけたんですけどもしかして今ツイッターのキャンペーンかなんかやってたりしますかッ」とちょっとよく知らないんですけどの体かつやけに早口で伝達。お店の方に実はスマホのロックを外せば即・出るように事前にセットしてあったツイッターのフォロー画面をお見せするというムーブを経て、「ではどうぞ、お好きなものを」とやさしく促され、いざ試飲である。こういうのどうやったら堂々とできるんですかね。

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こういったワインが試飲できます。強い。

8種類のグラスワインは45mlで300円から1000円(値段が倍の90mlも選べる。ディケムは45ml3000円だったそうな)だがすみませんここは遠慮なく本命をドラフト1位で指名させていただく。かねて飲みたいものだと思っていたチリのオーパス・ワンこと、アルマヴィーヴァ(2017)である。コンチャイ・イ・トロとバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのジョイントベンチャー。うへえ、こんないいワイン飲ませてもらっちゃっていいのかよありがとうございます飲みます。

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アルマヴィーヴァ(2017)の勇姿。

ありがたいありがたいとご先祖様とお店に感謝しつつ、飲んでみるといやはやこれはおいしいわ。個別のワインについて今回は深堀りせずにサクッとエノテカの商品ページで調べると、品種はカベルネ・ソーヴィニヨン(65%) 、 カルメネール(23%) 、 カベルネ・フラン(5%) 、 プティ・ヴェルド(5%) 、 メルロ(2%) 。これは大変およろしいボルドー的な味わいなんじゃないでしょうか。

飲み頃は「〜2032」と書いてあるのでもしかしたらまだ飲むには早いのかもしれないけれども余裕でうまい。しかも時間が経つごとにどんどん果実味が顔を覗かせてぐんぐんおいしくなるような気がする。果実の皮がひとりでに剥けてくみたいな感じがして、その変貌に畏怖すら覚えて慌てて飲んじゃうみたいになった。それにしてもジェームズ・サックリング100点のワインを無料で飲めるとは……。

プリューレ・ロック ロゼ(2017)も飲んでみた

さて、続いてはこれまた絶対に飲みたいドメーヌ・プリューレ・ロックのロゼ(2017)である。「まだ飲んでないんですけど、すっごく評判がいいんですよ」と注いでいただいたこれがやべえやつだった。デザートにイチゴを食べた天使が吐いた息かなんか封入しましたか? と思わず聞きたくなるようなこの世のものじゃない系の香りがド頭からする。なんですかねこれは。色は自然派らしくというのかなんなのか、わずかに濁ったオレンジよりのくすんだピンク。決して派手な色じゃないけど飲んだらなんだこりゃ、鬼フレッシュ。酸味と果実味の小規模な噴火でお口の中が避難勧告である。うっま!

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プリューレ・ロック ロゼ(2017)。これはやべーやつ。

うっとりしながら飲んでいると「いかがですか?」とお店の方に声をかけられとっさに出た言葉が「いやあ、ハハハ、超うまいっす」だったんだけど他にもっと言い方なかったのかな私。私の人生はあのときこう言えば良かったと思う気持ちでできている。ちなみにこのワインは45mlで1000円。品種はピノ・ノワール100%のようです。

エール・ダルジャン(2015)も飲んでみた

さて、素晴らしいワインの唯一の欠点は飲むとなくなってしまう点でプリューレ・ロック ロゼのグラスも45mlの短い命を終えて消えた。予定と予定の合間に来てしまったので時間的には飲めてあと1杯。お店の方と相談の上、最後の1杯に選んだのはシャトー・ムートン・ロートシルトがつくる白、エール・ダルジャンに決める。これまた45mlで1000円だ。公式サイトで確認したところ、2015ヴィンテージはソーヴィニヨン・ブラン55%、セミヨン43%、ミュスカデル2%みたいです。

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エール・ダルジャン(2015)。これもやべーやつ。

でですねこれもやべえやつだったんですよ本当に。グラスに注いだ瞬間のバブ感が、バブ感というのは私の造語であたかもグラスに入浴剤・バブを投入したかのように香りがバブンとまき散らされる様を指すのだがそれがすごかった。柑橘系の香水が目指してるのってこのワインの方向性じゃないのかな。ちょっと書き方間違えてる感じがするが人工的な香りというニュアンスではなく、馬鹿げた大きさの花束、という印象の香りだ。
私「すごくいい香りですねえ」
店「ここまで香りがきますよ(笑)」
と思わずニッコリ。ボルドー・ブランはこれまた多分過去にボトル1本分しか経験がなく、それもほぼ記憶にない。赤のイメージから重厚! と思っていたけれどもこれはソーヴィニヨン・ブラン主体でむしろ軽やか。果実味、苦味、酸味のそれぞれが三角形の頂点目指して全力でダッシュしているみたいなイメージ。いやはやホントにいい香りだな。これを最後に飲んだため、以降、帰宅するまでマスクの中がボルドー地方で大変に素晴らしかった。

AUTHORITYカレッタ汐留店のフォロワー2000人突破イベントは10月10日まで

さて、飲んだワインは合計135mlに過ぎないけれども情報量がすごいので、この辺りで私の思考力のキャパシティは限界を超え「おいしいワインはおいしいなあ」っていう「頭痛で頭が痛いなあ」レベルの感想しか出なくなっている。聞けば20日間味わいを保つという試飲機に入れられたワインは、1本開くごとに別の1本へとリプレースされていくのだという。「コロナで人通りが減っちゃって……」とのことで、そのサイクルは大体これくらいという目安を示すのが難しいようだが、これはまた足を運ばねばならぬ。聞けば3本1万円のセールワインが大人気なんだとか。チラッと見たけどラインナップがやばそう。

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このコーナーずっと見てられる。

というわけで、また来ます。AUTHORITYカレッタ汐留店のツイッターフォロワー2000人突破キャンペーンは10月10日土曜日まで。お店は20時までで、ワインの試飲は19時まで。今どのワインが開いているかはわからないので、お店のtwitterアカウント(@shochuAUTHORITY)をフォローしたり(そもそも無料試飲はフォロー必要)、お店に直接問い合わせるのが良いと思います。

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