うきうきワインの玉手箱の3本1万円福袋、シャンパーニュコースを買ってみた。
うきうきワインの玉手箱(以下、うきうき)の福袋は、楽天ユーザーのワイン好きの間で評価の高い福袋。セール時を除けば毎月1日限定で発売されるそれを、2021年4月1日、初めて購入してみた。購入したのはシャンパーニュコース、3本で1万1000円をクーポンを利用することで1万円ちょうどで手に入れた。(楽天市場では毎月1日に『食フェス』なるイベントが開催され、1000円オフのクーポンが容易に入手できる)
3本1万円なので、1本あたり3333円。それで一体なにが当たったのか、レポートしていきたい。
<以下、福袋のネタバレを含みます>
1本目:アンリオ ブリュット スーヴェラン
さて、箱を開けた瞬間に中身がわかるのがまず1本。アンリオ ブリュット スーヴェラン。いきなり好きなシャンパーニュきた。だいたい5000円くらいで売られている印象のシャンパーニュで、うきうきでの売価は4818円。投資額の半額がいきなり回収できたということになる。幸先よく先頭打者が初球をとらえて2ベースヒットであります。
2本目:ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル
さて、では続いてはどんなワインが召喚されるのだろうか。文字通りウキウキしつつピックアップすると……これはジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル!
英国王室御用達のこのシャンパーニュ 、うきうきでの売価は5197円とアンリオをさらに上回ってきた。2本合計で1万15円。なんと、2本の時点で1万円を超えてきた……! すごいなこれ、まさしく連打で1点先制である。
この時点で私的にはかなりニッコリ。飲んだことがあり、好きな味のアンリオに、飲んだことがなく、かつ5000円級のジョセフ・ペリエはいい並び。だがもっとも重要なのは最後の1本だ。
「福袋」ではない通常のセットで散見されるのが、“3本目がいまいち”パターン。5000円クラス2本に対して、2000円前後の格安シャンパーニュがセットになってるというケースだ。中身が見えない福袋は、中身が見えているセットよりも内容が豪華でないと意味がない。3本目のワインがなにかに、うきうき福袋の真価が問われることとなるだろう。
3本目:ビルカール・サルモン ブリュット・レゼルヴ
というわけで、いざ3本目の召喚の儀式へと移っていく。出でよ、いいやつ(雑)!
と、私の求めに応じて姿を現したのはビビ、ビルカール・サルモンじゃないのアナタ! まさかの3本目に一番いいやつキタコレ。えっ、マジ。いま家のなか超散らかってるんですけどみたいなテレビの企画で急に芸能人が来たときの一般人的変なテンションになる。ビルカール・サルモン ブリュット・レゼルヴ、6578円のシャンパーニュだ。
実はこのシャンパーニュ、かれこれ1年くらいずっと購入候補に挙がっており、5000円以下では買えない値段であることで購入を躊躇し続けているうちに夏秋冬、そして今また春が過ぎ去ろうとしている、みたいな1本。ここでツモすることができたのは本当にありがたい。個人的には文句なしのホームラン。初回から3連打で3点先制だ。鮮やか。
うきうきワインの玉手箱の福袋・シャンパーニュコース内容まとめ
まとめよう。2021年4月のうきうきシャンパン福袋、他の人も同内容だったかどうかは定かではないが、私のところに届いた箱に入っていたのは以下のような3本だった。
アンリオ ブリュット スーヴェラン 4818円
ジョセフ・ペリエ キュヴェ ・ロワイヤル 5197円
ビルカール・サルモン ブリュット・レゼルヴ 6578円
有名メゾンのスタンダードが揃って単品での総額は1万6593円。ザックリ約40%引きの価格で、個人的にはめちゃくちゃお得感があると思うことができた。
以下余談になるが、先日、雑談のなかでこの福袋の話題が出た。そこで出たのは「うきうきの福袋は、有名銘柄ばっかりでちょっとね」といったようなこと。たしかに、それは今回届いた3本からも伺える。そのため、ワイン歴から長い方からすると面白みに欠ける印象となるようだ。だが一方で、私のようにキャリアが浅く、むしろ有名銘柄こそ積極的に飲みたいと思っている初心者にとっては大変ありがたい商品ということになる。
というわけで、2021年5月は「赤ワインコース」あるいは「白ワインコース」で福袋を購入する予定。その内容は、またレポートしたいと思う。