ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワイン歴2年のワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

ルイ・フラマンド スパークリングワイン。成城石井のくじで当たったワインを飲んでみた

成城石井のワインくじを買ったらルイ・フラマンドが当たった

成城石井のお楽しみスパークリングワインBOXを購入したところ、ルイ・フラマンド、というスパークリングワインが当たった。

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くじの購入価格は2079円で、ルイ・フラマンドの価格はラインナップ内最安値、いわゆる末等の2189円。110円お得……というか事実上の惨敗だったのだがせっかくなのでこのワインについて調べてみることとした。

 

ルイ・フラマンドとルイーズ・デストレの関係

しかしながら「ルイ・フラマンド」で検索して出てくる情報はほぼ皆無と言っていい。なので、ボトルに記載された情報から正体を探っていくほかないのだが、ラベル裏の小さい文字を見てみると「ルイーズ・デストレ プロデュース」みたいなことが書いてある。

ルイーズ・デストレ プロデュースとは…?

ルイーズ・デストレといえば、ベー・フランソワ・ブリュットなどと並んで成城石井ワインくじの代表的なハズレ銘柄のひとつ。私も当然のごとく過去に手に取ったことがあるのだが、そのワインについて深堀りはしていなかった。今回同様調べても情報が出てこなかったからだ。

改めてルイーズ・デストレについて調べ直してみると、その生産者は「マルセル・マルタン」とある。その名前を検索窓に入力すると、出てくるのはWINE BOWというこれはたぶんワイン商社というかディストリビューターというかっていう複数のブランドを集めて海外に輸出する会社みたいなのがヒットする。

サイト内をあれこれ調べると、どうやらマルセル・マルタンはロワール地方のアンジュー、トゥーレーヌ地域に30ヘクタールの畑を持つ生産者なのだそうだ。一応自社ブランド的なものもあるようだが、基本的にはOEM品の生産とかが中心の生産者っぽい感じがする。OEM中心であれば自社サイトがないのも納得。

 

ルイ・フラマンドと成城石井ワインくじ

とにかくルイ・フラマンドに関しては情報がなく、残念ながら憶測情報が中心となってしまった。ワインボウ社傘下の生産者であるマルセル・マルタン麾下のブランド、ルイーズ・デストレのさらに派生ブランドみたいなイメージで、なんともいえない孫請け感が趣深い。がんばれルイ・フラマンド。

ルイ・フラマンド スパークリングワインを飲みました。

というわけでこのワインに関しては使用品種すらわからない。なにしろ「ルイ・フラマンド 成城石井」で検索するとトップに表示されるのは私のブログという有様。公式情報マジでない。

蛇足ながら、成城石井のワインくじ当選品最安値の一角を占めるワインに「エフ・ラヴェルニュ」というものがあるが、これもルイーズ・デストレプロデュース銘柄だ。成城石井のワインくじでルイーズ・デストレ、ならびにマルセル・マルタンの影響がことのほか大きいことがわかった、というのが今回の調査の収穫と言えるかもしれない何の役に立つのかは知らないけど

マルセル・マルタンが造る瓶内二次発酵のワインは、それぞれなにかしらの違いをもって、ルイーズ・デストレ、ルイ・フラマンド、エフ・ラヴェルニュといったラベルを貼られて海を渡り、成城石井の「ワインお楽しみBOX」の箱に入れられて、手に取られるのを待っているのだろう。そのうちのひとつが今般私の家にやってきたルイ・フラマンドちゃんだと思えば愛着も湧いてくるというもの。

ロワールのワインなのは間違いないので品種はあるいはシュナン・ブランとかなのだろうか。ただ、クレマン・ド・ロワールは名乗れていないので、クレマン・ド・ロワールの規定である手摘み収穫であることと12カ月以上澱に触れた状態での熟成といった条件はおそらく満たしていないのだろう。

引き続き調査は継続するのだが、結局のところなにかを断定するに足るような情報は集まらなかった。成城石井に問い合わせてみたところ、現地に問い合わせる必要があるため時間がかかるとの返答のあと、一週間待って続報がない。というわけでもう飲んじゃいましょう。(返答がもらえたら追記します)

 

ルイ・フラマンド スパークリングワインを飲んでみた

というわけでグラスに注いでみると、グラスからはさわやかなりんごの香りが漂ってくる。香りは良いのだが色は薄く、泡立ちは弱い。そしてその味わいは薄め。かなり薄い。全体的にアクエリアスを飲んでいるような印象だ。

vivinoの評価は3.2。まあそうだよね。

一方、ドライで苦味もないためイージー・トゥ・ドリンク具合では過去最強レベルかもしれない。暑い日ガブガブ系。プールサイドガブ飲み泥酔注意系。

このワインを自分で買うかと問われれば、下手すると同じ値段でシャンパーニュが買えてしまうわけだし正直微妙。ただ、おいしくないこともまったくなく、普通に飲んで楽しめるスパークリングワインであることもまた事実だ。

というわけで、ベー・フランソワ・ブリュットといい、ルイーズ・デストレといい、今回のルイ・フラマンドといい、成城石井のワインくじは外れてもちゃんとおいしい。のだけれどもそろそろシャンパーニュが当たらないかなー!

 

お友だちのNagiさんと新企画やります!

お友だちでドイツで醸造家として活躍しているNagiさんと、「Nagiさんと、ワインについてかんがえる。」という企画を立ち上げました。

とはいえやることはまだほぼ決まってない状態(笑)。5月28日土曜日17時からのキックオフミーティングで詳細を決めていきたいと思っています。ぜひ、ご視聴ください!

「Nagiさんと、ワインについてかんがえる。」コミュニティはこちらから↓

https://twitter.com/i/communities/1529754132097245184