ニュージーランド食材を扱うショップでワインの3本セットを買ってみた
話は6月の楽天のセールにさかのぼる。
楽天のセールは購入店舗数が多いほど得られるポイントが増える仕様。その対策として1本から「送料無料」のワインを探していたところ、ニュージーランド食材の輸入ショップでそのようなワインがあったので買った。
これ↓
https://himawine.hatenablog.com/entry/mountrileygw
このゲヴュルツトラミネールがなかなか侮れないおいしさで、以降同ショップを定期的にチェックしていたのだが、そのショップで8月の終わりになって「月替わりお任せNZワイン赤白泡 3本セット」なる商品が発売されていた。
価格は6000円税込。送料無料で「少なくとも1本は5000円級のワインが含まれて」いると商品ページにある。さらに、「テーブルワインにしては気軽に買えないなというランクの、とっておきの日に飲みたいお勧めワインを含めたリーズナブルなセットを前から作ってみたかった」ともある。
文面をそのまま信じるとするならば、グラスフェッドビーフ、マヌカハニーといったニュージーランド食材のファンに向け、同国のワインの魅力も訴求したい。もちろんついでに在庫整理もしたいといったこともあるとは思うが、そういった理由で作成されたセットのようだ。お得の匂いがするぜ、ということで買ってみたのでその中身をレポートしますというのが本稿の趣旨だ。お得感を強く感じられるセットだったんですよこれが。早速いってみよう。
「月替わりお任せNZワイン赤白泡 3本セット」1本目
まず1本目は、『ギブストンバレー GVコレクション リースリング』だった。
もちろん知らないワインなので調べると、輸入元にリファイン株式会社とある。このリファイン株式会社が運営しているのが今回の商品を買ったショップ「MANUKA」。要するに自社輸入ワインのようだ。
楽天の同ショップで価格を調べると、当店通常価格4900円とある。我々ワイン好きにとって輸入元直営ショップでの「当店通常価格」はまあ話半分に聞いておきますか、程度の意味しかないと思われるので公式サイトで現地価格を調べてみると29NZドルとある。日本円換算2274円。あらいいワインじゃないの。
これはワインとは関係ない別業種の人から聞いた話なのだが、関西には値引文化があり、「定価ではモノが売れない」らしい。なので、定価を高く設定しての値引き販売が一般的なのだそうだ。私自身、とある非ワイン商材で「新発売記念4割引きセール」という凄まじい文言を見てのけぞった記憶がある。独り言みたいな話だけど。
「月替わりお任せNZワイン赤白泡 3本セット」2本目
さて、2本目いってみよう。次に出たのは『ワイルドアース ピノ・ノワール』だった。
で、これが当店通常価格4800円というシロモノ。「少なくとも1本は5000円級のワイン」が入っていると書いてあったがまさかの2本入ってた。なんだこりゃ。
しかもこのワインの現地価格は46NZドルで、日本円換算約3608円とガチのマジでいいワイン。逆にえ、なんで。となるのだがおそらく届いたヴィンテージが2012と古めなことが影響していそう。状態が良ければ大勝利、という1本になりそうな気配だったので開けちゃったんですけどこれがしっかり薄くてしっかりおいしい、とてもいいワインだった。良くわかんないけどこれはたぶん今が飲み頃だと思う。この時点で買って良かったが確定。
「月替わりお任せNZワイン赤白泡 3本セット」3本目
そしてラストの3本目は「カ・タヒ スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン」で、通常価格2420円というワイン。
現地価格は13.8NZドルで約1082円とデイリー価格帯。やっぱりニュージーランドといえばソーヴィニヨン・ブランみたいなとこあるので気軽に開けられる価格の泡は使い勝手もいいしうれしい。
そして、実はこの3本vivinoの評価が非常に高い。以下のような感じだ。
GVコレクション リースリング 4.0
ワイルドアース ピノノワール 4.0(これはすでに飲んだので納得だ)
カ タヒ スパークリングSB 3.5
やだいいじゃないの。さらに、3本の現地価格合計は88.8NZドル。日本円換算は約6943円となるんだけれどもこのセットの販売価格は6000円税込送料無料なのだすげえ。消費税と送料をさっぴけば4000円台で、現地価格よりも圧倒的に安いのすごい。一応、当店通常価格も足し算しておくと1万2120円で、そこからは約半額になる。
私が買ったのは8月なので、9月はまた内容が変わっているかもしれないが、試す価値があると思う。このセットが続くならば、あるぞリピート。