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「安うまピノ・ノワールMAP」をつくってみた! 安くておいしいオススメワインがひとめでわかる

安うまピノ・ノワールMAPを作成するに至る経緯

昨日、ふと思いついてこんなツイートをした。

すると望外に多くの方からリアクションをいただき、オススメの安うまシラーを多数ご教示いただいた。大変うれしく「こりゃあ、しばらく赤はシラーしか飲めないな……!」と気を引き締めている。シラーを飲むとあの夏を思い出す。今年の夏はそんな夏になりそうな予感である。

一方、驚くべきことに、シラーという表記がラベルにあるかシラー単一で造られたワインで、かつ3000円以下のワインを私はなんと3本しか飲んだことがなかった。え、ホント!? 自称シラー好きですよ仮にも!? そりゃニワカにもほどがありませんかね! というわけで悲しい気持ちになってしまったので急遽もう一枚の地図を描くことにした。それが表題の安うまピノ・ノワールMAP作成に至る経緯だ。

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すっかすか(涙)

 

発表!安うまピノ・ノワールMAP

「3000円以下のおいしいピノ・ノワールを探す」は本ブログの趣旨のひとつ。そのため、さすがにこのジャンルはMAPにしたときになんとか見られる程度の本数は飲んでいるはず。

というわけでさっそく発表してみたい。これだっ。

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 いかがだろうか。
見ての通りだがこのMAP、縦軸は価格だ。2000円を原点に、上は3000円を上限とし、下は1000円を下限としている。横軸は味の方向性を示す。まとめると以下のような感じだ。
横軸右(甘酸っぱおいしい)=色薄め、酸味強め、花のような香りとイチゴみたいな味わいのイメージ
横軸左(果実味おいしい) =色濃い目、果実味強め、濃いベリー系の香りと味わいのイメージ

MAPの右にいくほど薄く、色合いがルビーっぽくて酸味強めの甘酸っぱ系になっていき、左にいくほど色合いはが紫っぽくて甘味が強く、濃い系のピノ・ノワールになっていく。原点はそのどちらともいえないバランス型のイメージだ。

 

安うまピノ・ノワールMAPの「4つのエリア」

ご覧のように、縦軸と横軸によってMAPは4つのエリアに分割される。それぞれのエリアもご説明しておきたい。
右上(2000円以上×甘酸っぱおいしい)=「これ…高級ワインじゃないの?」ゾーン
右下(1999円以下×甘酸っぱおいしい)=「酸っぱくうまい!」ゾーン
左上(2000円以上×果実味おいしい)=「果実味たっぷりでおいしい!」ゾーン
左下(1999円以下×果実味おいしい)=「初心者にも◎! 飲みやす〜い♡」ゾーン
これである。左上のワインはカリフォルニアなどアメリカのピノ・ノワールに多く、右上のワインは南アフリカニュージーランドなどの涼しい産地に多いみたいなイメージだ。ちなみに私の好みは右上。はじめ左下からスタートし、左上に進み、右上に至ったという経緯だ。

 

安うまピノ・ノワールMAPのBEST3(2021年8月15日更新)

MAPに記載したワインは23本。なかでもオススメのワインには金、銀、銅の冠をかぶせてみた。以下だ。
金:ロングリッジ キュヴェ・リカ ピノ・ノワール(南ア)
銀:クルーガーファミリーワインズ パーリーゲーツ ピノ・ノワール(南ア)
銅:オーボンクリマ ピノ・ノワール ツバキラベル(アメリカ)
うーん、どれもおいしいやつ。名前を挙げるだけでたまらん。この3本は楽天で価格を調べるとすべて2900円台で、安ワインは価格に比例しておいしくなるとかいう資本主義社会的リアリズムを突きつけてくる結果になるんですよねこれ毎回。

ベスト3を少しだけ振り返ると、

 「金」のキュヴェ・リカ ピノ・ノワールは草っぽい青々しさと柔らかな果実味、そして酸味のバランスが素晴らしく、食事を邪魔せず単体でも楽しめる万能ピノ・ノワール

 

「銀」のパーリーゲーツは孤高の1位を長くキープした1本で、とにかく薄いのにとにかくうまい。独特の甘酸っぱさが後を引きまくる秀逸なワインだ。

 

「銅」のオー・ボン・クリマ ツバキラベルは総合力がとにかく高く、非常にチャーミングな味がする。(ワインメーカーのジム・クレンデネン氏は本稿執筆の直前、2021年5月15日に亡くなったばかり。ご冥福をお祈りします)

 

MAP作りのススメ

ところでこのMAP、作成作業が非常に楽しかったのだった。「こっちとこっちだとどっちが果実味強いかな〜、こっちかな、いややっぱりこっちか!?」みたいな作業を暗い部屋でひとりキャッキャしながら進めていると時を忘れて楽しめる。どっこいこれも青春だ、みたいな没入感があって非常にオススメである。

安ワインMAPという特性にも鑑みて縦軸は金額としたものの、本来であれば縦軸を香りの要素、横軸を味わいの要素などにしたらもっと面白くなると思う。私の味覚レベルではそれができないが、テイスティング能力の高い方ならばそのように軸を設計することでより複雑で、より魅力的な地図がつくれるはず。楽しいので、是非お試しいただきたい。(できたら見せてください)

 

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