ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

目玉ワインは1本13,200円! 「よりどり3本1.1万円」セットの“最強の3本”を選んでみた

プレミアムワインをよりどり3本選んで11,000円(税込)。カーヴ・ド・エル・ナオタカの超お得なセットから至高の3本を選んでみました![pr]

カーヴ・ド・ネル・ナオタカの「よりどり3本1.1万円セット」

多種類のワインからよりどり3本選ぶ、みたいなセットがよくある。私はこの手のセットが好き。なんかこう、自分で好きに編成するのがプロ野球のドラフト会議とかゲームのパーティ編成みたいで楽しいのだ。

年末だしぼちぼちこの手のセットに手を出そうかな〜と思っていたタイミングで、いつもお世話になっているショップ、カーヴ・ド・エル・ナオタカから「12月22日にラインナップが更新される1.1万円で15本からよりどり3本選べるセットがめちゃくちゃお得だから紹介せよ」という指令が飛んできた。こんなもんお受けするに決まってんじゃないですかと返信したところ、ほどなくして自宅にワインの詰まった段ボールが届いた。

まずは今回のワインセットの詳細を見ていこう。15本から3本を選ぶこのセットは、まずは3本の目玉ワインから1本を選び、そののち残りの12本から2本を選ぶという仕様になっている。

 

目玉ワインはこちらの3本。

赤 シャトー・オーノーヴ ソン・アルテス サンテミリオン グランクリュ

白 アンナ・フェンディ フラネッラ ピノ・グリージョ IGP

泡 マス シャロット ミレジメ

まずこれは太字で強調しておきたいのだが、この3本のうち「赤」と「白」はそれぞれ単品価格がセット価格の1.1万円を超えている。赤なんて1本13,200円するんすよ。どうなってんだこれ(中の人いわく、歳末のこの期間だけの特別企画みたい)

 

歳末のこの期間だけの特別企画である

 

そして、残りの12本がこんなラインナップになっている。

泡 ドミニク・マサン キュヴェ・スペシャル ブリュット

泡 ヨハニターグート シュナンブラン ブリュット

白 フェルナン・エンジェル リースリング グランクリュ プラウラタンベルグ

白 オー・ブール ミュスカデ コート ド グランリュー オリジーヌ

白 コロンビーニ サンキメント トスカーナ ビオ

白 コッパーケイン ボーエン トリアペレーション シャルドネ

白甘口 シュミット・ゾーネ  真冬の奇跡 エターナルフロスト

赤 クライン クライン エイト・スパー ジンファンデル

赤 マッシモリヴェッティ テッレ・ディ・カルリン バルバレスコ

赤 ネイピア レッドメダリオン

赤 へレディス バローロ

赤 コロンビーニ ロッソ・ディ・モンタルチーノ ビオ

 

私の自宅に届いたのはそのうちの7本。目玉ワインの3本に加え、

私の自宅に届いた7本。ここから3本を選抜していく…!

泡 ドミニク・マサン キュヴェ・スペシャル ブリュット

白 フェルナン・エンジェル リースリング グランクリュ プラウラタンベルグ

白甘口  シュミット・ゾーネ  真冬の奇跡 エターナルフロスト

赤 ネイピア レッドメダリオン

の4本だ。これらを組みわせてヒマワイン的「至高の3本セット」を組み上げるのが今回のミッション。あらやだ楽しい。

 

目玉ワインどれを選べばいいんだ問題

さて、3本を選抜する上でまず大きな問題となるのが、目玉ワインはどれを選ぶかということだろう。

メインの3本。どれも魅力的

目玉ワインはたとえるならばメインディッシュ。メインが肉なのか魚なのかによって選ぶ前菜が変わってくる的な感じで、まずはここを決めないと他の2本も選べない。

 

赤・泡・赤の3本セット27,500→11,000円(60%OFF)

目を引くのは赤のシャトー・オーノーヴ ソン・アルテス サンテミリオン グランクリュだ。最初のほうにも書いたけど1本1万3,200円するんですよこのワイン。この1本でセットの販売価格を上回っているわけなんですよ。1本3,200円の間違いじゃなくてですか。 私はサン・テミリオンのワインが大好きなので、これは正直最有力候補だ。サン・テミリオンのメルローの個人的に「サンテ味(さんてみ)」と呼んでるあの味が好きなんです。

目玉ワインは「赤」を選択。泡と赤を加えた【赤・泡・赤】の編成

この赤を中心に据えるならば、バランスをとるために2本目はラインナップ唯一のシャンパーニュであるドミニク・マサン キュヴェ・スペシャル ブリュットは欠かせない。

ボルドーシャンパーニュの2本槍を獲得し、磐石の体制を築いたあとの3本目はちょっと悩ましいところだが、季節は冬だしもう1本赤を追加し赤・泡・赤で編成するのが一興だ。となれば今回送られたきたなかからネイピア レッドメダリオンを加えてみた。過去に飲んだことがあり、確実においしいことがわかっている1本。南アフリカボルドーブレンドで、1本7,150円の高級ワインなんですよこれも。

ドミニク・マサンは6,600円なので3本合計27,500円が11,000円で買えてしまうんですよ私の電卓が壊れてなければ。実に60%OFFだ。

ちなみに、このセットで目玉ワインを赤から白に変えるのもかなり良さそう。

目玉ワインを「白」にすると、白(オレンジ)、泡、赤でバランス抜群に。お得度も高い

白のアンナ・フェンディ フラネッラ ピノ・グリージョ IGPもお値段11,660円という1本でセット価格超えの超絶ワイン。フリウリのピノグリージョで造る、白っていうかオレンジワイン。フリウリのオレンジってのがポイント高い。メインをこちらに変更すると白(橙)・泡・赤の非常にバランスが良い組み合わせになる。

目玉に赤か白を頼むと、ほぼワイン1本分の価格(実際はもっと高額なのだが)で好みのワインが3本頼めるBUY1 GET2フリー状態。大丈夫なのか、このセット(採算的に)!

 

泡・白・甘口3本セット

そして、目玉ワインのなかでは6,930円と単価は下がるけれども見逃せないのがマス シャロット ミレジメ。マス シャロットのカヴァは以前セット商品を購入したことがあるが品質が極めて良いので、「トップキュヴェです、私」みたいな雰囲気漂うこのワインもかなり飲んでみたい。瓶熟5年以上を経た2019ヴィンテージ。カヴァ観を覆す1本に仕上がっている可能性が大いにあり、この1本を中心に据えるのもアリだ。

泡・白・甘の3本。ウインター、って感じがする

 

せっかくこの1本を選ぶのならば、思い切って尖った3本を選びたい。ドザージュ・ゼロの超ドライなカヴァとバランスをとるべく、まずはフランス・アルザスから、フェルナン・エンジェル リースリング グランクリュ プラウラタンベルグを召喚。

残糖のちょっと残るリースリングは寒いこの時期に飲むとうまいんですよね。牛スネかなんかと一緒にコトコト煮込んだポトフに黒胡椒をガリガリ挽いて、このド迫力のリースリングと合わせる……たまらん。たまらんぞ!

そして、カヴァ、アルザスグランクリュときたらここは思い切って地球温暖化でこの先飲めなくなるかもしれないワイン界の絶滅危惧種、ドイツのアイスワインシュミット・ゾーネ  真冬の奇跡 エターナルフロストを選んでしまいたい。

このワインは、以前友人に大福とのペアリングを提案したところあまりにブッ刺さり過ぎて「この組み合わせで店出したい」と言わしめた1本だ。アイスワイン、それは人の人生を狂わしかねない魔性の雫。この3本で揃えた場合、総額19,580→11,000円となる。価格のお得さ以上に、ワインが苦手な人とも確実に楽しめる組み合わせだと思います。

泡・白・甘の3本。ウインター、って感じがする

このセット、上写真のように目玉ワインの泡を赤に変えても面白い。ボルドーの重厚赤、アルザスの軽快白、そしてドイツの極甘で、どんな料理が向こうからやってきても確実に迎撃できる体制が整う。これもいいな。

 

ワインブロガー・ヒマワインが選ぶ3本

さて、これにて目玉ワイン違いで3セットが出揃った。このうち私が注文するとすれば……と悩みに悩んだのだが、今回は赤のシャトー・オーノーヴ ソン・アルテス サンテミリオン グランクリュに、泡のドミニク・マサン キュヴェ・スペシャル ブリュット、赤のネイピア レッドメダリオンを加えた3本セットをファイナルアンサーとしてみた。

ドミニク・マサンとネイピアはどちらも飲んだことがあり、「おいしいことを知ってる」銘柄。目玉ワインを赤にするか白にするかで迷ったが、最後の決め手はボトルのカタチの面白さ。飲み終わったあと花瓶にしても良さそうなとても素敵な形状をしてるんすよこのワイン。

目玉の赤はボトル形状がオシャレ。飲み終えたら花器にする!

というわけで私が選ぶ理想の3本は決まった。ただ、実際はこのセット、目玉ワイン3本+その他12本から選ぶことが可能だ。「その他12本」のうち今回自宅に届いたのは4本。残りの8本のなかにも美味しいワインはたくさんあるので、とくに推せるワインを3本ご紹介したい。

・マッシモリヴェッティ テッレ・ディ・カルリン バルバレスコ

・へレディス バローロ

・コロンビーニ ロッソ・ディ・モンタルチーノ ビオ

以上の3本。どれもイタリアワインの赤ワインなのだが、1本3,666円で買えるレベルではない品質の高さがある。メイン1本に加えてこの3本のなかから2本選ぶのも全然アリだと思うレベル。イタリア好きの方は選んで間違いないです。

 

シャトー・オーノーヴ ソン・アルテス サンテミリオン グランクリュを飲んでみた

さて最後に、どうしても気になることがある。1本13,200円の超目玉ワインシャトー・オーノーヴ ソン・アルテス サンテミリオン グランクリュの味わいだ。気になる。どうしても気になって飲まないことには記事が書けないのでこれは開けるしかないのだそうなのだ。ヴィンテージが2022と新しいし、まだガッチガチで飲めない可能性もありますからね!(言い訳)

蝋キャップごと抜栓しグラスに注いでみると、濃いめだけれどもどこか淡く、澄んだ美しいガーネット。そしてグラスの中心から一筋の煙のようにスミレ、木炭、小さな赤い果実の香りが立ち昇ってくる。飲んでみると……。飲んでみるとですね。これはっきり言っていいのかな。

あなたグランヴァンでらっしゃる?

という味わいなんですよ。これが実質3,667円? 嘘だろ? という味わい。もちろんモノホンのグランヴァンと比較すればスケールは小さいけれど、白いテーブルクロスが敷かれたテーブルに、ソムリエが宝物のように運んでくる姿が容易に想像できる存在感がたしかにある。すごくいいワインです、これ。

あと数年熟成させてもさぞかしうまいはず。でも今飲んでバッチバチにうまい。

というわけで、このワインがもう1本欲しいので私は今このセットを買おうと計画中。よりどり3本1.1万円セットは通年で販売されている商品だが、その中身は季節によって入れ替わり、年末、年度末などはとりわけお得になることが多い。今回のはその典型例という感じがする。おすすめです。

 

みなさんもぜひ。買って損することがなさすぎる↓

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