ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

ブラインドテイスティング挑戦記【WEEK39】

ブラインドテイスティングWEEK39に臨んで

今週も恵比寿のワインマーケット・パーティでブラインドテイスティングに挑んできた。最近週を追うごとにどんどん盛況の度合いが増してきて、みなさんが一心不乱にグラスと向き合う様子はさながら予備校の自習室の如し。挑むワインは今週は白1、赤2の構成だ。早速いってみよう。



ブラインドテイスティングWEEK39/1杯目

まず1杯目は白ワイン。色は非常に薄く、少し緑がかったような印象がある。見た目的にはかなりフレッシュで、ヴィンテージも若めなんだろうなあと思える。

香りはめっちゃくちゃアロマティックだ。香水の代わりに頭から浴びていいんじゃないかってくらい華やかで甘やかでそれでいて上品な香りがする。方向性としてはバラ、蜜、少しキョウチクトウのような印象の香りだ。

飲むと一転、非常にドライで酸があり、少しの苦味も相まって甘やかな印象は消える。味わいはスッキリだ。

私のなかで香りアロマティック味ドライはゲヴュルツトラミネール。ヴィオニエ、トロンテス、ミュスカ、マルヴァジアといったところが候補になりそうだが、ここはシンプルにゲヴュルツでいってみる。

フランス (アルザス)/ゲヴュルツトラミネール/2022/12.5%


と予想した。

 

ブラインドテイスティングWEEK39/2杯目

2杯目は赤だ。色はやや薄めでグラスの底が透けて見えるガーネット。香りは非常にシンプルなベリー&バニラで、私を飲んでと語りかけてくるような人懐っこい印象を受ける。

飲んでみると意外と酸があり、複雑さもしっかりと感じられてこれは非常においしいワイン。実に好みの味筋だ。

第一印象はカリフォルニアのピノ・ノワール。次いでローヌのシラー、南アのピノタージュといったところ。香りからはカリフォルニアを想起したのだが、飲んだ味わいの複雑さ、酸が意外とある点などから判断が難しい。

のだが、カリフォルニアでもロシアン・リバー・ヴァレーとか、少し涼しい産地ならすごいしっくりくる感じがしたのでこう予想した。

アメリカ(カリフォルニア)/ピノ・ノワール/2020/14% 


 

ブラインドテイスティングWEEK39/3杯目

3杯目は2杯目とは異なりグラスの底が見えないインキーな紫色。香りは道の駅で売ってる農家の手造りブルーベリージャムあるじゃないすか。原材料:ブルーベリー、砂糖、おわり、みたいなやつ。あれ。甘やかで素朴な香りがする。

飲んでみるとこれも意外と酸がある。渋くてギチギチみたいなことはないけれども柔らかい渋みもあり、新世界というよりかは旧世界っぽい印象を受ける。甘みはさほどなく、色の印象の通りまだ固いけれども、いま飲めないことは全然なくておいしい。

飲んだことあるんだよなあ、この味。ド紫なので、マルベックとかタナとか、そういう印象を見た目からは受ける。あとはカルメネールか。スペインのガルナッチャ、テンプラニーリョも候補になりそう。

緑色っぽい要素はないと思うので、カベルネメルローとかではないと思う。シラーにしても紫すぎる気がする。

これは最終的に決め手に欠けたが、
フランス(カオール)/マルベック/2021/14%
と予想した。マルベックは本当はもう少しほっこりした印象があると思うのだがド紫すぎて黒っぽい印象を受けたので、カオールの黒ワインではないかと思った次第です。

 

ブラインドテイスティングWEEK39予想を終えて

というわけで今週も予想が出揃った。ここ数週間の私の予想は総じて不調、不調っていうかそもそも実力がこんなもんという説もあるが、果たして今週私の予想は合っているのだろうか? 解答発表後に追記したいと思うので、お楽しみに。

 

【追記】

さて今週もワインマーケット・パーティ公式SNSで正解が発表された。以下、結果を見ていこう。


ブラインドテイスティングWEEK39 / 正解発表:1杯目

予想:
フランス (アルザス)/ゲヴュルツトラミネール/2022/12.5%


正解:アルゼンチン(北部地方)/トロンテス/2022/13%
 


まずは1杯目だが、これは普通に間違い。ゲヴュルツトラミネールとトロンテスを間違えがち問題だ。改めてテキストを読み返すとゲヴュルツトラミネールを決定づけるライチの要素がこのワインにはなかった。

リメンバー・ライチを胸に、次回こそ当てたい。

 

ブラインドテイスティングWEEK / 正解発表:2杯目

予想:アメリカ(カリフォルニア)/ピノ・ノワール/2020/14% 


正解:イタリア(ヴェネト)/コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ/2019/15%
 

そして皆様とくとご鑑賞ください、今回の赤っ恥案件がこちらだ。アマローネをカリピノって書いちゃった……。ところが、公式の発表を見ると「アメリカ」の「ピノ・ノワール」は実は産地と品種それぞれもっとも多い回答だったようだ。

アマローネをカリピノと書いてしまったみなさん、友よ、あなたは一人じゃない。

 

ブラインドテイスティングWEEK / 正解発表:3杯目

予想:フランス(カオール)/マルベック/2021/14%
正解:オーストラリア(南オーストラリア)/カベルネ・ソーヴィニヨン/2021/14.5%
 

言われてみればなるほどな、オーストラリア・クナワラのカベルネ・ソーヴィニヨン。これはグリーンノートを感じられなかったのが敗因だ。アルコール度数の高さがカベルネの緑っぽさをマスクするみたいなことがあるのだろうか、このあたりは反省し次に活かしたいところっていうか今回地味に産地と品種全外しですね……! 的中項目も2項目と過去最低クラスの成績となった。無念なりけり。

 

ブラインドテイスティングWEEK39予想を終えて

というわけでここ最近はすっかり低空飛行が続いている。ブラインドテイスティングは当たると連続して当たり、外すと連続して外しがち、つまり好不調の波がある気がしているが、今はすっかり不調期に突入してしまったようだ。

次週はちょっと都合で行けるかどうか微妙なところなのだが、もし行けないとしたならば脳内をリセットするいい機会になりそうな気もすると思ったりした、39回目の挑戦なのだった。