ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワイン歴2年のワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

TDM1874下北沢。小田急線沿線にできた話題のショップに行ってみた!

「TDM1874下北沢」はどんなお店?

東京・下北沢にできたワインショップ、TDM1874下北沢(以下、TDM1874)に行ってきた。2022年1月20日にオープンしたばかり。場所は小田急下北沢駅の南西口にできたばかりの施設「NANSEI PLUS」の2階。

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小田急下北沢駅南西口とはこの距離感。まさに目の前。

懇意にさせてもらっている豪徳寺のワインバー、ワインステーション+の駅長(@winestation2902)から教えていただいて行ってみたのだがこちらのお店、基本的には「ビール屋さん」だ。「酒販店が営むブリュワリー、TDM1874Breweryのカスタムビールが飲めるタップルーム兼ショップ」という感じで、弊ブログ的には「角打ちもできる酒屋」ということになる。

“つながってる”みたいに言うんでしょうか。TDM1874Breweryのビールが常時複数種類飲めるようだ(クラフトビールは専門外なので取材も筆致も甘くてすみません)。そして、母体が酒販店ということで缶入りのクラフトビールはもちろん、ワイン、日本酒なども主に冷蔵棚のなかにズラリと並べられている。後述するがワインのラインナップは本当にすごい。

TDM1874Breweryは「横浜・十日市場の老舗酒屋」がやっていると書いてあるので調べてみると、母体となっているのは創業明治7年だという株式会社坂口屋。明治7年は1874年なのでTDM1874の屋号はここから来てるんでしょう多分。長左ヱ門商店という名前で楽天ほかにオンラインショップも展開している。加藤長左ヱ門という人が創業者なんだそうだ。

 

「TDM1874下北沢」と日本(北海道)ワイン

さて、話はもどってTDM1874下北沢だが、日本ワイン中心に並べられた棚がとにかくすごいんですよ本当に。私の大好きなドメーヌ・モン、人気の高い共栄堂や小布施ワイナリー、山崎ワイナリーに滝沢ワイナリー、これまた私の好きな北海道余市・仁木エリアでいえば、リタファーム&ワイナリー、ドメーヌ・ユイ、ル・レーヴワイナリーなどがズラリと揃っている。やべえ。

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ワイン棚(とビール棚)。ビール棚はほかにもあり、反対側には日本酒がズラリと並ぶ。

「なぜか北海道中心になってしまいました」とお店の方がおっしゃっていたが、余市・仁木エリアのほかにも富良野の多田農園、札幌のさっぽろ藤野ワイナリー、ココファーム&ワイナリーが岩見沢市の10Rワイナリーでつくる「こことある」シリーズ、函館のド・モンティーユ&北海道……ここは北海道か。というラインナップ。ここは下北沢なんですよ小田急線の。下北半島ですらないわけですよ。どうなってんだマジで。

さらにグラスワインの角打ちもできる。しかもオープニング企画で開いているのがドメーヌ・タカヒコだけという非日常空間。ナナツモリとヨイチノボリがそれぞれグラスで飲めるとのことだったので、せっかくだしとナナツモリをオーダー。グラス1杯1800円は正直高いと感じたが細かいことは気にしないのが人生をニッコリ笑顔で楽しむコツだ。

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ドメーヌ・タカヒコ「ナナツモリ ピノ・ノワール」2019が開いてました

梅干しとか鰹節とか乾燥させた椎茸とか、このワインでしか味わえない味わいがやはりあっておいしいですよねナナツモリ。そしてグラスの先には再開発で無個性かつ小綺麗になった小田急線の駅。それを見下ろしながらナナツモリを飲む。再開発の槌音が響く前のこの街を真夜中に酔っ払ってうろついてたなあ学生時代に。あの頃はとても楽しかったけど今も最高だ。ワインがおいしいし。ちなみにこの日はバッタリ会ったお友達のだいすけさん(@daisukeNOM)と一緒に飲ませていただいた。知り合いとバッタリ会うもをかし。

 

「TDM1874下北沢」でお買い物してみた

さて、ここで重要なのは「なにを買って帰るか」という問題だ。せっかく下北沢まで来て、この棚を前にして手ぶらで帰るわけにはいかぬ。

なのだがこれ本当に迷うわけですよ。「主人、棚のここからここまで、すべていただこう!」みたいに言えたらいいのだがあらゆる意味で無理。ていうかリアルで購入したワインはできれば持って帰りたい派なので買えるのはマックス3本。ということで3本を選んでみた。

まず1本目は、ブルゴーニュの生産者が北海道のポテンシャルに注目して立ち上げたド・モンティーユ&北海道の2019ヴィンテージ、「驚 (Suprise)ツヴァイゲルト」。醸造所は岩見沢市の10Rワイナリーで、ブルゴーニュの造り手が北海道に設立したワイナリーのニューヨーク出身の醸造家が携わるワイン、みたいないやに多国籍なプロフィールを持つワインだ。飲んでみたかったんですよこれ。買い逃していたので買えて良かった。購入価格は6000円弱くらい。私にとっては家飲み用に基本ならない価格帯なので、ワイン会で飲む予定。

そしてあとの2本は共栄堂のK21FY DDと山崎ワイナリーのバッカス2020。以前飲んで価格とクオリティのバランスに驚かされた共栄堂は1870円と値段も大きな魅力。しかもスクリューキャップなんですよこれ。素晴らしい。

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左からド・モンティーユ&北海道「驚 ツヴァイゲルト」、共栄堂「21FY-DD」、山崎ワイナリー「バッカス2020」

初めて飲む山崎ワイナリーはこれまた2300円とお手頃なバッカスを選んだ。私は北海道で栽培されるドイツ系の品種ってひょっとしてめちゃくちゃおいしいんじゃないかと思う者なのでこれも大変楽しみ。全部でちょうど1万円くらいという買い物となった。

このあとは同じ小田急線ですぐ近くの豪徳寺に移動し、ワインステーション+で一杯……と思ったところ、コロナ禍を受けてお休みであることを飲んでいる最中に知って帰宅を余儀なくされたのだが、お友達にも会えて、ワインも飲めて、楽しみなワインを買うこともできた。改めて教えてくれた駅長に感謝だ。

今はコロナ禍でアレだが、小田急線に乗ったらTDM1874で買い物からの豪徳寺南アフリカワイン、これはかなり最高なルートだと思う。暖かくなったころに、みなさんぜひ!

共栄堂の21FY-DDは少しだけネットにもあるみたい↓

山崎ワイナリーはシャルドネがあった↓