ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

エノテカのワインくじ「トレジャーハンティング」で当たるワインは? なにが当たった!? オープンまでの一部始終を全公開!

エノテカのワインくじ「トレジャーハンティング」を買ってみた

2021年になって最初に購入したワインが自宅に届いた。エノテカのワインくじ「シャトー・オー・ブリオンを探せ!トレジャーハンティング 赤 」である。購入価格は5500円。

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エノテカの「トレジャーハンティング 赤」を買いました。当たったのは!?

このワインくじ、いったいどのようなワインが当たるのか。エノテカのワインくじの常で、公式サイト上では全貌を明かさず、商品と同梱のチラシで全当選ワインが紹介されている。また、各ワインが何本ずつ入っているかも絶妙にマスクされているのも特徴だ。全体像がわからないもどかしさがエノテカのワインくじのたまらない点です。

エノテカ「トレジャーハンティング 赤」当選ワイン一覧

というわけで、まだ購入していない方のため、また次回以降のくじの参考にするために、同梱チラシに封入された全当選ワインを紹介したいと思う。以下だ(価格は税抜き)。

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エノテカ「トレジャーハンティング 赤」の全賞品。

<特賞> 
シャトー・オー・ブリオン(2016)11万円【1本】

<1等>2銘柄
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 4万円 【1本】
バローロ・フォッサーティ・カーゼ・ネーレ・リゼルヴァ・ディエーチ・アンニ 4万円 【1本】

<2等>3銘柄 
カマルカンダ 3万4000円 【2本】
シャトー・コス・デストゥルネル 3万円【2本】
シネガル・エステート・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン 3万3000円

<3等>5銘柄
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ルージュ 2万2000円【2本】
シャトー・ペイシュヴェル 2万1000円【4本】
サッシカイア 2万5000円
ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2万3000円
コート・ロティ・ラ・ランドンヌ 2万円

<4等>5銘柄
サン・ポーロ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノリゼルヴァ 1万6000円
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・サントノ 1万5800円
シャトー・ペイシュヴェル 1万6000円
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ザルジリエール 1万5000円
バローロ・ヴィーニャ・エレナ・リゼルヴァ・ラヴェーラ 1万3500円

<5等>4銘柄
バローロ・ブッシア 1万1000円
ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1万1000円
ジャクソン・エステート・ホークアイ・マウンテン・カベルネ・ソーヴィニヨン 1万円
ケイマス・ヴィンヤーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン 1万円

<6等>5銘柄
グイダルベルト 6500円
ブラマソーレ 6000円
シト・モレスコ 6000円
シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ 6000円
プルノット バルバレスコ 5800円

エノテカ「トレジャーハンティング」各賞の当選確率を予想する

このくじの総数は3000本。それぞれワインの本数がわからないため何等が何%の確率で当たるのかもわからない。なので、特賞以下等級が下がるたびに当選の確率が一定の割合で上がっていくと仮定し、3.6という数字をそこに当てはめてみると、意外とそれっぽい数字が出る。こんな感じだ。

特賞1本(0.03%)
1等 3本(0.1%) 
2等 12本(0.4%)
3等 46本(1.5%)
4等 167本(5.5%)
5等 604本(20.1%)
6等 2176本(72.5%)
(合計3009本)

うーん、ありそう。ちょっとさすがに6等の比率が高すぎる気がしないでもないが大筋はこんな感じではないかと思われる。3等以上はSSRってな感じだろうか。6等だったら敗北、5等引き分け、4等勝利、3等2等大勝利、1等特等はほぼ奇跡というべきだろう。3等くらいでいいです自分。最悪5等で!

himawine.hatenablog.com

以上を前提に、さっそくボックスオープンいってみたいと思う。新年最初の購入ワイン、ここでいい結果が引ければ一年いいことがありそうな気がする。厄年も明けたし今年は一味違うと思うんですよ自分!

というわけで、エノテカのロゴが入った箱を開けていこう。パカッ!

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この箱を開けていきます。

 

エノテカ「トレジャーハンティング」なにが当たったのか!?

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箱を開けると箱が出てくるマトリョーシカ状態。ドキドキ感が高まります。

はい出てきた箱。エノテカが企業としてちゃんとしてるなーと思うのは、ドキドキ感の演出を買ったあともきちんとしてくれるところ。段ボールを開けてすぐに結果がわかってしまうのと、こうしてワンクッションおいたマトリョーシカ状態にしてあるのとではドキドキ感が違うわけですよ。ここからが本番だ。いざ!

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さささささ!?

察し!!!???

さ、サッシカイアって書いてあるんですが! サッシカイアっつったら3等ですよ。スーパータスカンだよ。お値段2万5000円。マジかよ! 私にとっては3年続いた厄年があれですかね、亀仙流の道着みたいなもんで、それを脱ぎ捨てることで真の実力が解放されちゃったってことかね君ィ……。

いやー困るなー「ハズレでした! 絶望!」っていうのがこのブログのお約束。こんないいワインが当たっちゃうとなー、書き方にどうしてもこう、お調子に乗った感が出ちゃうなー困った困ったなー、ははは、最高(歓喜)。

と、思っていながらここでふと思い出したことがある。6等のグイダルベルトの存在だ。グイダルベルトはサッシカイアのセカンド。とはいえ通常価格6500円税抜きの高級ワインだ。私は購入したことがないが、サッシカイアの包装紙に包まれている可能性は十分にある……。

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この包装紙に包まれたワインがサッシカイアとは限らない……?

サッシカイア当たった! イヤッホー! と思いきやグイダルベルトでしたギャーン! っていうオチはブログ的には悪くないオチだが私という個人にとっては相当な悲しみ色のストーリーである。6等の確率72.5%、3等1.5%。これは……。先ほどの歓喜はどこへやら、トホホな気持ちでサッシカイアの包紙を剥がしてみた。

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マジかよ。

YOUサッシカイアじゃないの!

というわけで本当にサッシカイアだったのだった。マジかよ。いつかは飲みたいと思っていたスーパータスカンがこんなカタチで手に入ってしまうとは……! ヴィンテージは2017なので、飲むのは少し先にしたほうがいいんですかね。購入価格5500円税込の約5倍と価格と結果のレバレッジも過去もっとも利いている、という結果となったのだった。うーん、今年はいい年になりそう。

ワインくじを見かけるたびに買っているとこういうこともある。とはいえこれはあくまで3等。上には2等、1等、特賞がある。それを手にする日がくるまで、ワインくじを引き続けたいと思う次第だ。