- ブラインドテイスティングWEEK18
- ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス1
- ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス2
- ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス3
- WEEK18/予想終了
- WEEK18/追記
- ブラインドテイスティングWEEK17 / 正解発表:1杯目
- ブラインドテイスティングWEEK18 / 正解発表:2杯目
- ブラインドテイスティングWEEK18 / 正解発表:3杯目
ブラインドテイスティングWEEK18
今週もワインマーケット・パーティのブラインドテイスティングに挑戦してきた。おさらいとなるが、同店が月曜日と火曜日に開催しているブラインドテイスティングイベントは、3杯のグラスの生産国(生産地域)、品種、生産年、アルコール度数を当てるというもの。
裏側では採点基準があるようだが、それは公開されていないため、このブログでは3杯かける4項目の全12項目のうちいくつ正解できたかを基準にしている。ちなみに先週の正答数は1/12だ。目も当てられない惨敗であった。
それを受けて今週は果たしてどんな結果となるのか。早速いってみよう。
ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス1
まずは1杯目。白のグラスが目の前にはある。
色は薄めの麦わら色。香りからはグレープフルーツ、レモンといったさわやか系の香り。白ワイン株式会社アロマティック事業部さっぱり課、みたいな印象だ。
飲んでみると、非常にたっぷりの酸があり、果実もしっかりいる。この部門の課長がソーヴィニヨン・ブランだとしたら、次期課長の座を巡って激しく争うミュスカデ係長と甲州主任、みたいな構図が思い浮かぶ。
課長であるソーヴィニヨン・ブランはなんといっても草っぽさが特徴で、このワインに草やハーブの感じはそこまでない気がする。果実の感じに蜜っぽさというよりかはストーンフルーツ感がちょっとあるような気がするし、熟成感というか果実の分厚さもまだ20代の甲州主任にはない気がする。
となれば係長になってもう随分時間の経つ、つまり係長という名の澱とともに長い年月を過ごしてきた(※シュール・リー)ミュスカデ係長でしょうここは!
ということでフランス(ロワール)/ミュスカデ/2021/13度と予想した。
ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス2
続いて2番のグラスには赤ワインが注がれている。ブラインドでは2番が薄くて3番が濃いパターンが多いのだが、今週は珍しく2番のグラスが濃く、3番のグラスが淡い。
2番のグラスは湿度の高い夏の夜の19時頃のような濃い紫。スワリングすると香りには少しのグリーンなニュアンスがあり、アルコール度数は高めの印象で、ブラック&パープル&ブルーな果実の印象。
味わいの構成は果実→タンニン→酸の順番に強く、フレンチオークの新樽率35%くらいの感じで樽も効いている印象だ。
となればこりゃもう濃い赤ワイン株式会社カリフォルニア支社のカベルネ・ソーヴィニヨン支社長その人にほかならないでしょう! 若干オーストラリア支社とか、ジンファンデル部長の顔もチラつくが、ヨーロッパ支社ではないと思う多分。
というわけでアメリカ(カリフォルニア)/カベルネ・ソーヴィニヨン/2019/14.5%と予想した。
ブラインドテイスティングWEEK18 / グラス3
なんのかんので3番目のグラスにまでたどり着いた。この日の3杯はどれも今飲んでおいしい素晴らしいワインたちだったが、なかでも私がもっともおいしいと感じたのがこれ。
少し熟成しているのか、若干色褪せて見える色合いながら、飲むと味わいはかなりしっかりしており、フルーツがしっかりといて、乾燥させたハーブやお香を思わせる清涼感のある香りがする。ちょっと高い、勝負お線香っていうか。
色の薄さ、それに反して香りの強さ、味わいの良さから薄赤ワインホールディングスのピノ・ノワール社長やツヴァイゲルト執行役、ネッビオーロ部長といったお歴々のみなさんが頭に浮かぶが、なんでしょうかそういうメジャーな出世街道を歩んでない感じ。
地方支社の営業部で上司から嫌われながらも地元の取引先から慕われ続ける一本どっこの仕事人……彼の名は、ネレッロ・マスカレーゼ! 先日エノテカで飲んだのがすっごくおいしくてその印象に引っ張られまくってる気はするけども!
これ↓
というわけでイタリア(シチリア)/ネレッロ・マスカレーぜ/2016/13.5%と予想した。いや、素晴らしいワイン。この内容だとやっぱり高いかな。5390円と予想。
WEEK18/予想終了
以上、今週も予想が終了した。果たして私の予想は当たっているだろうか? みなさんもぜひお気軽に #パーティブラインド 挑戦してみてください!
WEEK18/追記
さて今週もワインマーケット・パーティの公式SNSから正解が発表された。さっそくみていこう。
ブラインドテイスティングWEEK17 / 正解発表:1杯目
予想:フランス(ロワール)/ミュスカデ/2021/13%
結果:フランス(ロワール)/ミュスカデ/2021/12%
ミュスカデ係長、課長に昇進…!? というわけで幸先よく3項目正解となった。早くも先週の1項目を大幅に超えてきたので一安心である。
ブラインドテイスティングWEEK18 / 正解発表:2杯目
予想:アメリカ(カリフォルニア)/カベルネ・ソーヴィニヨン/2019/14.5%
結果:アメリカ(ワシントン)/メルロー/2016/14.5%
メルロー専務でしたか……! ワシントン州のワインは数回しか飲んだことがないのでわからないのも仕方がないといったところか。若いワインだと予想したけど意外と熟成が進んでいたのが意外だった。
ここでも生産国とアルコール度数が的中し、これで正解5項目。4項目的中でもらえる、次回使える100円割引券ゲットだ。やったぜ。過去の最高得点は6項目だった気がするので、あと2項目当たれば過去最高。3問目は自己ベストチャレンジとなる。頼むぞ、ネレッロ・マスカレーゼ! エトナの炎をその身に宿せ!
ブラインドテイスティングWEEK18 / 正解発表:3杯目
予想:イタリア(シチリア)/ネレッロ・マスカレーぜ/2016/13.5%
結果:イタリア(ピエモンテ)/ネッビオーロ/2018/15.5%
ネレッロ・マスカレーゼお前さあ……。素直にネッビオーロでよかったんだよ! 寄らばピエモンテの影! というわけで沼田店長いうところの「イタリアの風」はキャッチしたものの、それ以外はまったく違う大コケの結果となった。しかしアルコール度数15.5%もあるとはなあ。
なんでも、正解のロベルト・サロットの「バローロ アウダチェ2018」はネッビオーロを一部陰干しして造るバローロなんだそう。5390円と予想したが正解は5720円だった。惜しい! ロベルト・サロット、さすがコスパがすごい(このワインはこの値段でもお手頃だと思います)。
というわけで今週は6項目正解と、自己ベストタイの結果となった。なにしろ生産国が全部当たったのがうれしい。成績トップ5とかには未だ届かずだが、これは自分との戦い。自己ベスト更新に向け、来週も #パーティブラインド 挑戦していきたい次第だ。
欲しいけど「熟成ワインはブラインドの練習にならないしなあ」と二の足を踏んでるセット。俺はなにをやっているんだ……!?↓