ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

みんな月にワインいくら使ってる? 月3万円でどんなワインが何本買える? 2万5152円で14本買ってみた

2020年5月のワイン予算

ワインの悪いところはそれなりにお金がかかるところで、良いところはそれ以外すべてだ。コスト、みたいなものは俗事であり、本質的なものではない。とはいえ、私の場合不労所得が月に2億円あるみたいな暮らしをしているわけではないため、現実的にはおアシがないとワインは買えない。というわけで、今月から予算を決め、その範囲でワインを楽しむことにした。

さて、予算だが、ズバリ3万円とした。多いような少ないような、中途半端な金額だがこれには数字的根拠がある。

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ワインに月いくら使ってますか?(Arek SochaによるPixabayからの画像)

月のワイン予算3万円で15本のワインを飲む

まず、月に飲むワインを15から16本とする。その根拠は書籍『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』の記述「男性ならボトル半分、女性ならそれよりもやや少なめが適量だろう」による。1日ボトル半分のワインを飲むと、健康が増進され、ハッピーになり、彼女ができ、受験に合格し、身長も伸びる(伸びない)。というわけで2日で1本飲むペースをベースとする。

デイリーワイン1500円、週末ワイン3000円、プラスα

デイリーワインの価格は世界的に20ドル以下くらいが相場っぽい。そして、1000円以下のワインは、私の眼力では良いもの・そうでないものを見分けることが難しく、人生で飲めるワインの総量が有限である以上、1000円以下のワインに投資するのはリスクを考えるとコストパフォーマンスが悪くなる可能性があるので、リスクとリターンのバランスを勘案し、デイリーワインの基準を1500円前後とする。

平日はデイリーワインを飲むとすれば、ひと月に約22日ある平日に11本のワインが必要だ。ゆえに1500円×11本で1万6500円のコストがかかる。すると残りは5本。少なくとも4回くる週末には多少いいワイン飲みたいよね、ということでここに3000円前後のコストをかけると1万2000円。15本で2万8500円となる。うーん、妥当。残った1500円でデイリーワインをもう1本買うもよし、週末のワインに追加で課金して5000円程度のワインを飲むもよしである。私はワインを主に楽天市場で購入するため、ポイントで5〜10%程度が還元されるので、それを利用するのもまたよし。ポイントが溜まったら1万円を超える高額なワインにも挑戦したい。

14本のワインを2万5152円で買ってみた

以上が予算だ。というわけで、早速月のはじめにワインをいろいろ買ってみた。

まず、エノテカで「トレジャーハンティング 赤」を買った。赤ワインくじですね。送料が1000円くらいかかる感じなので、「今月の送料無料ワイン」である「カイケン ウルトラ マルベック」をついでに購入。マーケティング施策には積極的に乗っかるスタイルである。

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エノテカで買ったのがこちら。トレジャーハント楽しみだなあ

6000円で2本買えたので、これは週末分とする。となると、必要なのはデイリーワインだ。というわけで、しあわせワイン倶楽部でいろいろ買う。

先月アメリカのワインを中心に飲んだので、今月はいろいろな国の、いろいろなブドウを味わおうというのがなんとなくのテーマ。選んだのは以下のワインだ。

ヴァイン・イン・フレイム ピノ・ノワール デアルマーレ(ルーマニア、赤) 1408円エラスリス“エステート”カルメネール アコンカグアヴァレー(チリ、赤) 1397円

バード・イン・ハンド“ピノ・ロゼ” ピノ・ノワール アデレードヒルズ (オーストラリア、ロゼ)2398円

サイクルズ・グラディエーター プティシラー カリフォルニア(アメリカ、赤) 1628円シックス・エイト・ナイン“サブミッション”カベルネ・ソーヴィニヨンアメリカ、赤)2178円

スピアー ソーヴィニヨンブラン ウェスタンケープ(南アフリカ、白)1298円

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しあわせワイン倶楽部で購入したのがこちらのみなさん。

うーん、どれもうまそう。プティ・シラーだけとか、カルメネールだけといったワインは飲んだことがなく、非常に楽しみだ。総額は6本で1万977円。

しかしここで痛恨のミス。これらのワインをすべて5月1日に注文したのだが、配送がまさかのごごご、GW明け。このままだと連休に飲むワインがない。こまった。

というわけで、5月2日にGWも毎日発送の葡萄畑ココスで追加注文したのが、以下のメンバー。ここまでの注文が赤6本、ロゼ1本、白1本と偏っていたため、白を中心に選抜した。

ソアーヴェ クラッシコ2018 サンミケーレ(イタリア、白)1518円
ミッシェル トリノ クマ オーガニック トロンテス(アルゼンチン、白)1012円
リントンパーク76 シャルドネ南アフリカ、白)1584円
イントゥ シャルドネ2018(アメリカ、白)1452円
ペッパーウッドグローヴ オールドヴァイン ジンファンデル(アメリカ、赤)1100円
ベンド カベルネ・ソーヴィニヨンアメリカ、赤)759円

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葡萄畑ココスで購入したのは単価低めのこの6本。

セール品を中心にやや安めの価格帯で選び、総額は6本で8125円となった。

まとめると、3つのショップで赤8本、ロゼ1本、白5本の計14本のワインを購入し、総額は2万5152円となった。今月の残りの予算は4848円。うーん、いいじゃないっすか。

とはいえ、こんなもん厳密に運用できるわけがなく、実際は来月に繰り越すワインもあるだろうし予算もあるはず。さらに、街を歩いていていい感じのワインを見つけて買う、ネットで魅力的なワインを見つけて買う、といったイベントが頻繁に起こるため、すぐにグズグズになる確率は自慢ではないが100%だ。

ともあれ予算は重要だ。5月が終わったときに、また検証してみたいと思う。