泡鬼コスパワインセットのワインたちを100点満点で採点してみた。
本ブログですっかりお馴染みの「鬼コスパワインセット」。今回は“泡”鬼コスパワインセットを飲んでみた! [pr]
泡鬼コスパセットを飲んでみた
鬼コスパワインセットには「赤」「白」「泡」「MIX」の4種類があるが、暑い季節に一番推したいのがやっぱり泡。
15,999円で9本セット(送料無料)。1本あたり1,777円という価格で平均3,000円近いスパークリングが手に入ってしまうので、夏のデイリー泡を入手するには最適だ。
というわけで、梅雨だってのに夏の暑さが急にやってきたこの時期に、すべてのワインを1本ずつ飲んでみたのでレビューしていきたい。ちなみに今回は「おいしさ」「さわやかさ」の2項目で100点満点評価をしてみた。基準はざっくり、以下のような感じ。
100点…2,000円弱のワインとして最高of最高
80点……2,000円弱のワインとしてとても良い
60点……2,000円弱のワインとして物足りない
サプライズワインは現れるのか。さっそくいってみよう。
カヴァ ヴィラルナウ ブリュット レセルバ オーガニック 1,980円
さて、鬼コスパワインセットの個人的楽しみ方として推しているのが「安い順に飲む」こと。飲んでいるうちにどんどんワインがグレードアップして楽しいんですよこれが。

というわけで、まずは「カヴァ ヴィラルナウ ブリュット レセルバ オーガニック」(1,980円)から飲んでいく。個人的に「カヴァは買うなら熟成期間の長い“レセルバ”を買うべき」と思っているのだが、これもレセルヴァならではの熟成感があり、雑味はなく、爽やかな白い花のニュアンスがあって良いワイン。
鬼コスパワインを飲むときにほぼ毎回感じる、「一番安いワインがこれなら残りも安心だ」って感じが今回もあった。
おいしさ:77点 さわやかさ:79点
カヴァ ヴィラルナウ ロゼ ブリュット レセルバ オーガニック 2,068円
つづいては1本目に飲んだカヴァのロゼバージョンで、こちらのほうが88円と非常に微妙に高いのだが、まさに88円分高いだけあるな、という味がした。

ロゼカヴァならではの甘酸っぱいチェリーのような香りがちゃんとあり、果実味あり酸もあり、とにかくまともにキチンとうまい。派手さはないし偉くもないがこの人がいないと部署が回らないベテラン社員、みたいな良さがある。
おいしさ:80点 さわやかさ:78点
スカッコ スプマンテ ブリュット クアットロ ヴァッリ 2,310円
どんどんいこう、一部で「大人のスポドリ(発泡性)」みたいに言われて大人気のスカッコ。

スポドリもしくは麦茶みたいなもので、夏場は冷蔵庫に常備しておきたいワインNO.1と言ってもいい。個人的に何度も飲んでいるけど、今回も(いつも)安定の味わい。
スポーツドリンクは、レモンとかグレープフルーツとか、柑橘系のニュアンスが付けられている場合が多い印象だが、その風味を自然にまとっているのがこのスカッコ。爽やかな酸味と豊かな泡立ちもあいまって、本当にいつ飲んでも美味しい。
スカッコって名前はよく聞くけど、飲んだことないんだよねっていう人は、このセットで入手するのがおすすめだ。定価より安く手に入るし。
おいしさ:83点 さわやかさ:94点
エルマン ジョルジュ クレマン ド ボルドー ブリュット 2,838円
続いては定価2,838円のクレマン・ド・ボルドー。

1本前のスカッコが尖った個性で勝負するワインだったとしたならば、こちらは質実剛健・堅実な造りで勝負という印象。とにかく泡がクリーミーで、果実味と酸のバランスもいい具合にとれた、完全バランス型スパークリング。
ジャガイモ入りのスパニッシュオムレツとか、レモンを絞った鳥の唐揚げといったつまみにめちゃくちゃよく合う、フードフレンドリーなワインだった。クレマン・ド・ボルドーって派手さはないけどおいしいですよね。
おいしさ:82点 さわやかさ:82点
マソッティナ コスタヴェラ プロセッコ ブリュット ビオ 2,750円
そして、出ましたこのワイン。あまり知られていない印象だがこのワインは前に飲んでとても好印象だったのだった。

縁日で飲んだビー玉入りのソーダ水の究極大人バージョンといった感じで、レモン、白桃、あんずのニュアンスにほどよい酸が加わって飲みやすく、とにかく雑味がまったくない。
スティルワインでいうとヴィオニエ100%みたいな雰囲気があり、生ハムと合わせて至高の味わいとなる。ぜひお試しいただきたい1本。飲むのは2回目だが、やっぱり素晴らしいワインであることが確認できました。
おいしさ:89点 さわやかさ:85点
ルフェーブル レモンデ ブラン ド ブラン ブリュット 3,190円
スカッコと1本前のプロセッコが立て続けに素晴らしかったことですでにセットとしての満足度は非常に高いのだが、初めて飲んだこのブランドブランもとてもよかった。

造りは瓶内二次発酵のようだけど、シャンパンみたいな酵母由来の複雑さ、みたいな方面はあえて目指さず、いわばスパークリングおいしい白ワイン、みたいな雰囲気。
はちみつレモンのような味わいを細かく豊かな泡が包み込んでとても良い。泡のクリーミーさと甘酸っぱさを感じる味わいがあいまって、ちょっと飲むシブースト、みたいな印象も受ける。今回いちばんの“発見”がこのワインだった。
おいしさ:90点 さわやかさ:84点
レテール ブラン ド ブラン ブリュット 3,300円
続くこのワインも白ぶどうだけで造ったブランドブラン。

蜜りんごスパークリング的な甘やかな香りがあり、飲んでみると焼いたクッキーのような穏やかな香ばしさもある。ブランドブランながら酸味が強すぎないのでとっても飲みやすい。
9カ月間瓶内熟成させているというだけあって飲みやすさに特化したスパークリングワインという印象を受けた。
おいしさ:84点 さわやかさ:76点
ほのかに苺香る 麗しピンク ロゼ 3,960円
このセットで2番目に高いワインは、なんと日本ワイン!

日本生まれの品種「ビジュノワール」を使ったペティヤンで、桜のようなさくらんぼのような、なんともいえない日本的な香りが漂ってくる。
瓶内で発酵させるペティヤンなので発泡はやさしめ。甘やかな香りにやさしい発泡で、季節は夏に向かおうとしているが、グラスの中は春うらら、という雰囲気があって良い。
個人的に、やさしい発泡のペティヤンは飲み疲れない印象で好み。ボトルのデザインもキレイで、テーブルの上がはなやぐ1本。
おいしさ:82 さわやかさ:80
ディアン バイ ジャック リュルトン ブラン ド ノワール ブリュット ナチュール 4,950円
そしてラストは今回のセットの“目玉”である定価4,950円のスパークリングワイン。

これがちょっと面白いワインで、なんとカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使ったブラン・ド・ノワール。しかもドサージュなしで仕上げるブリュット・ナチュール。
一体どんな味なのか想像もつかなかったのだが飲んでみるとこれがいいワイン。方向性としてはシャンパーニュ方面を完全に向いており、ブリュット・ナチュールながら蜜々しさもあり、酵母由来と思われる複雑さも感じられる、わかりやすく良いワインだった。高いワイン、うまいの法則だ。
セット1本あたりの価格は約1,777円だが、「これは1,700円じゃ買えないよなあ」という納得感のある味わいだった。
おいしさ:94点 さわやかさ:84点
おまけ 夜更けのソーダフロート 沖縄パイナップル 1,760円

さて、以上で今回の泡鬼コスパセット9本をすべて飲んだわけだが、鬼コスパセットには毎回「おまけ」がついてくるので、それについても触れておこう。
今回のおまけは「夜更けのソーダフロート 沖縄パイナップル 」。パイナップルをふんだんに使ったリキュールで、なんでもスパークリングワインに注ぐとこれがおいしいらしい。らしいのだが、正直私は思った。ホントすか? と。

しかし、なにごとも試してみなくてはわからない。グラスにたっぷりの氷を入れ、セットの1本であるカヴァ ヴィラルナウ ブリュット レセルバ オーガニックを注ぐと、「夜更けのソーダフロート 沖縄パイナップル 」を45mlほど加えて静かにステア、飲んでみた。
当たり前なんだけど香りは完全にパイナップル。後味にカヴァらしい白い花がふっと香ってあれおかしいなうまいぞ? ワインにパインリキュールを入れる。どこからどう考えても邪道だが、夏にピッタリの、どこか郷愁を誘う駄菓子的・縁日的おいしさがたしかにある。
この飲み方もお試し推奨だし、このパインリキュール自体がおいしいので、ワインを全部のんじゃったあとは氷と炭酸水で割って飲むと良いと思う。
※
というわけで、今回の泡鬼コスパワインセットは、さわやか系から本格系、変化球的なペティアンまで個性派揃いの9本だった。
スパークリングワインは、一見どれも似たような印象を受けるが、こうして飲み比べると1本1本個性がまったく違うことがわかる。そういった意味で、ワイン勉強中の方にもおすすめしたいセットとも言えそう。
最後にちょっと“中の人”から聞いた裏事情を書いておこう(怒られたら消します)。このセットは「送料無料」なのだが、「送料無料か、じゃあこの荷物、タダで運ぶね!」という運送会社はこの世にない。つまり、約1,000円の送料はショップ側が負担しているのだ。物流費が高騰するなか、気合いと根性と薄利の送料自社負担。それを聞くと、ますますお得さを感じられるというものだ。
というわけでとってもお得な泡鬼コスパワインセット、夏の暑い時期の泡成分補充に、ぜひ!
