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シャンパーニュの24ある「グランドマルク」とはなにか!? その一角・テタンジェを飲みつつ調べてみた。【TAITTINGER BRUT RESERVE】

シャンパーニュの「グランドマルク」とはなにか

有名シャンパーニュメゾンのスタンダードキュヴェを飲む、という企画をスタートして、先日ボランジェ(ボランジェ スペシャル キュヴェ)を飲んだ。

で、今回はテタンジェを飲むのだが、ところで「有名シャンパーニュメゾン」ってなんだろう? という疑問がふと脳裏に浮かんだ。

たとえばこれをアパレルの世界に置き換えて有名アパレルブランド、とかでくくるとユニクロもシャネルも同列になる。これだと比較もなにもない。困った、ということになる。なにかしらの基準が必要だ。

というわけで色々調べてみたところ、シャンパーニュの世界には「グランドマルク」なる概念が存在することがわかった。マルクはマークですねこれ。雑訳すると「有名ブランド」。

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テタンジェ ブリュット・レゼルヴを飲みました。箱が超シャレてる。

その由来はなにかと調べると時は1882年。シャンパーニュ地方のスパークリングワインの商標やら商号やら原産地やら関税やらを守ため、有力メゾンにより「シンディカット・デュ・コマース・デ・ヴァン・ド・シャンパーニュ」なる組織が結成された。そして、その結成時の会合に参加した24のメゾンが、今もグランドマルクとして見なされている、ということがわかった。

24名家、みたいな感じですね。ラノベの設定とかでよくあるやつ。主人公は24名家で一番没落している家に生まれた出来損ない。シャンパーニュ造りに興味はないが、実は天才的な味覚と嗅覚の持ち主で……!? みたいな。あれこれ意外と面白そうだな。

24のグランドマルクを制覇することはできるか?

さて、このグランドマルクに関しては、以下に挙げる動画の視聴を推奨する。「シャンパーニュ ハウス:生産者VSグランドマルク」というもので、3分49秒でシャンパーニュにおける生産者と有名ブランドの関係性が凝縮されていて面白勉強になる。(全編英語だが、英字幕を付ければリスニング能力が低い人=私でも十分理解可能でした)

https://www.youtube.com/watch?v=3DdJKbgwwao&feature=emb_logo

24あるグランドマルクは、「有名シャンパーニュメゾン」の定義としては申し分ない気がする。なので、この24のグランドマルクのスタンダードキュヴェ制覇を目標とし、その達成に向けて張り切って参りたいというのが私の新たな目標となった。サロンなどの高級銘柄も入るので、そのあたりは上手く有料試飲とかバイザグラスとかで切り抜けたいところ。グランドライン、グランドクロス、グランドオーダー……「グランド」ってワードがつくと中二心がくすぐられますな。グランドシネマサンシャインとか(くすぐられない)。

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YouTube動画「シャンパーニュ:生産者VSグランドマルク」の画面キャプチャ。24のグランドマルクの地図

さて、前回飲んだボランジェもグランドマルク。その2回目は、これまたグランドマルクのテタンジェを飲む。飲んだのはテタンジェ ブリュット レゼルブ NVで、購入価格は5038円。

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よくよく考えるとなんでもないただの週末に開けるには高すぎる酒だが、「シャンパーニュに24あるグランドマルクのグランドスラムを達成するため」という訳のわからない目標を掲げることで「ならば仕方ない」という結論を導き出すことができる。自己暗示とセルフモチベートはハッピーライフの特効薬ですね☆

第二のグランドマルク・テタンジェ

というわけでテタンジェだ。さすがはグランドマルクで本国サイトも日本語対応、輸入元のサッポロビールのブランドサイトもそれを踏襲して丁寧なつくりと情報まみれ。以下のようなところが大まかなプロフィールのようだ。

第一次大戦後にフランス軍将校がシャンパーニュにどハマりして設立
・セラーは13世紀に築かれた修道院の地下納骨堂遺跡
・37のグランクリュを含む288ヘクタールの畑を所有し、自社ブドウ比率は50%
・コート・デ ・ブランで栽培されるシャルドネシグネチャ
・料理のコンクールを主催。アートにも熱心。今も創業家がオーナー。

アートといえば私の好きな写真家、セバスチャン・サルガドとコラボしたアートボトルってのがあって欲しいんだが3万超。はい買えない。

今回飲んだブリュット・レゼルヴはシャルドネ40%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ25%を使用し、35種類以上のヴィンテージをブレンドして3〜4年熟成とのこと。35種類以上ってすごいな。

テタンジェ ブリュット・レゼルヴを飲んでみた

でもって飲んでみるとですね。これは最高なんじゃないでしょうか。データシートには桃と書いてあるけれど、フルーツ感はほとんどなくて、キリリとした味わい。甘くもすっぱくもない蜂蜜レモンといった印象ですよ実在するんですかそんな液体。泡はグラスの底から勢い良く立ち昇る……っていうんじゃなくて、超細かくて柔らかい泡が静かにずーっと出続けてるっていう印象。それを口に含むことで口内がシャンパーニュ地方になるわけです。すごいもんですね。

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 驚くべきことに、1本通して飲んだ印象としてはボランジェ スペシャル キュヴェより好きかもしれない。ボランジェあれだけ最高! と思ったのに。少し温度が上がってもおいしく、飲み残したものを翌日飲んでもそれはそれでまた別のおいしさがあった。ひゃー、最高。

というわけで、シャンパーニュの24あるグランドマルクのうち、ボランジェ、テタンジェのスタンダードキュヴェを飲んだ。先、ながっ!

 

買ったのはこちら

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あとこれ買う予定。クリスタル当たらないかなー。