うきうきワインの玉手箱で福袋を買った
2022年の正月にうきうきワインの玉手箱で「1万5千円de赤・白ワイン6本セット【福袋2022】」(税込1万6500円)と「1万円deピノ・ノワール赤3本セット【Aセット】」(税込1万1000円)を購入した。
うきうきワインの玉手箱の福袋に関しては、毎月1日に発売されるものを複数回購入したことがあり、お得を通り越してこれはいったいどこで儲けが出ているのかと買ったこっちが不安になるような高コスパを誇ることは承知しているが、今回購入した二種は初購入。
いったい、それぞれどんなワインが入っていたのだろうか? まずはピノ3本セットのほうから見ていこう。(ちなみに、ドキドキ感を味わうために中が見えない状態で段ボールに手を突っ込み、無作為にピックアップした順番で紹介してます。)
うきうき福袋1万円ピノ3本セット【1本目】オー・ボン・クリマ ツバキラベル
箱からスッと1本出してみると、出てきたのはおお、有名ワイン。1本目はオー・ボン・クリマのツバキラベルだった。うきうきワインの玉手箱での販売価格は2970円。
飲んだことのあるワインなのだが大変美味しいんですよねこれ。実売価格3000円を切る価格だと個人的にはベスト3に入る級ピノ・ノワールなのでこれは嬉しい。
ただ、大変おいしいワインではあるのだが、福袋の購入価格は1.1万円なので本数の3でわると1本あたりの単価は3666円。それに対しては約700円のマイナスでのスタートとなった。このあとどう巻き返してくるかが注目だ。
うきうき福袋1万円ピノ3本セット【2本目】ヴィーニャ・ファレルニア ピノ・ノワール グランレセルバ
2本目に出てきたのはチリはヴィーニャ・ファレルニアのピノ・ノワール グランレセルバだった。うきうきでの販売はすでに終了しているようで、他店を見ると2074円で売られているのを見つけた。
ここまで2本合計は5044円。購入価格まではまだ6000円ほどの開きがある。同梱されるワインの価格差が激しいのがうきうき福袋の特徴のひとつだが、最後の1本に期待したいところだ。
ちなみにこのファレルニアのピノ・ノワール、すでに飲んでいるのだがこれが意外なヒット。開けた瞬間なんだチリワインかよ、みたいに思った己のあさましさを深く恥じたい。大変おいしいワインでしたごめんなさい。すべてのワインをリスペクトが本ブログの趣旨であります。
うきうき福袋1万円ピノ3本セット【3本目】カミュ ペール・エ・フィス「シャルム・シャンベルタン グランクリュ2013」
つっても最後の1本、いいの出ろっ! と引っ張り出したのが、こっ、これは……ドメーヌ・カミュ ペール・エ・フィスの「シャルム・シャンベルタン グランクリュ2013」! これぞ究極まごうことなきブルゴーニュ特級! とブログの文体もうきうきナイズドされるレベルのワインきた。うきうきでの売価は1万978円だそうですエグい。前のチリピノとの価格差で発電できそう。
我が家のセラーにブルゴーニュの特級が入ったことはかつてないので、なんかこう、セラーに入れるのひとつとっても「むさくるしいところですが……」みたいに町民ちがお侍をご案内するみたいな気分。いずれどこかのワイン会に持っていくか、酔った勢いでスポンと開けちゃうかするまで、しばしごゆるりとお休みください…!
ヴィンテージチャートを見ると、2013年のボルドーは80点台前半のかなり厳しい数字が並ぶけれどもブルゴーニュのコート・ド・ニュイは92点とか。ならば期待したい。
というわけで3本合計の価格は1万6022円となった。購入価格は1万1000円なので約32%オフ。3000円以下を安ワインとするならば、安ワイン、安ワイン、高級ワインというラインナップでメリハリがあって良い。
そしてやっぱり1万円超えのワインが入っているとテンションが上がるわけなんですよ私みたいな者からすると。買わないっていうか買えないもんなあ1万円のワイン経済的にも心理的にも。
ただ、個人的に、ひたすら平均購入価格1585円みたいに安ワインだけを買うのではなく、1000円1000円1000円10000円1000円1000円みたいにあれいま一個様子がおかしいの混じってなかった? みたいなメリハリを効かせたいなーと思っていることもあり、その予行演習にも図らずもなった。普段の自分ならビビッて買えない1万円超のワインも入手できてしまう。そう、福袋ならね。である。
というわけで満足度の高い福袋だったのだった。次回は、もうひとつ買った「1.5万円de赤白6本セット」の中身を見ていこうと思う。乞うご期待。
2022年3月の楽天スーパーセールでも「1万円ピノ3本」売られています↓
「1万円でシャンパーニュ4本」も。これは前回買おうと思ってたら完売したやつ…!↓