ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

楽天スーパーセールが開催中なので予算3万5000円でワインを16本買ってみた。【2020年6月】

楽天スーパーセールは戦(いくさ)である

ワインをまとめ買いする良い機会である楽天スーパーセールに乗り遅れてしまった。セールの開始は2020年6月4日20時であることをうっかり失念し、今朝6月5日にチェックすると、あれを買おうこれも買おうとカートに放り込んでいた商品のうちのいくつかが、すでに完売になっていたのだ。

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月初にセールがあったので、今月飲むワインをまとめ買いしました。

これは私の認識が甘かった。世の中のワイン好きの兵(ツワモノ)のみなさんの動きの鋭さ・苛烈さを私は絶望的に甘く見ていた。まさに風林火山、(セール品を買うのが)疾きこと風の如く、(なのにセール開始前)徐かなること林の如し(セール開始と同時に)侵掠すること火の如し、(買い物が済んだ後は)動かざること山の如しで世のワイン好きのみなさんはなんでしょうか、武田二十四将の末裔かなんかなのでしょうか。私には、風林火山の旗差物を背負い、槍(マウス)をしごいてセール品をポチりまくるワイン兵(つわもの)の姿がたしかに見えた。楽天スーパーセールは戦だ。

楽天スーパーセールはドラフト会議である

とはいえ、ドラフト1位の抽選に外れたならば外れ1位を指名するまでのことであり、トリプルスリーを3回達成した名選手・山田哲人もドラフトでは外れ・外れ1位指名である。残り物には福があるんだ手の届かないブドウはすっぱいに違いないんだとポチポチ6月に飲むワインを購入していったので以下にそれを公開する。ちなみに予算は3万5000円を用意した。

まず、ドラフト1位で指名したのが「CAVE de L NAOTAKA」の魅惑の辛口シャンパーニュ4本セット9999円だ。6本セット1万5000円と悩みに悩んだが、最終的にここに落ち着いた。毎週末シャンパーニュがこれにて確定。梅雨入りが予想される東京は1年でもっとも冴えない季節を迎えるが、シャンパーニュを開ければ世界中どこでもそこがシャンパーニュである。

続いて、ドラフト2位指名したのはしあわせワイン倶楽部で購入のシックス・エイト・ナインの最新作「キラードロップ」3828円だ。「シックス・エイト・ナイン」も、同セラーの「サブスタンス」もおいしかったので、すごく楽しみだ。

そして、ドラフト中位では葡萄畑ココスでジョセフ・ドルーアンの「ボジョレー・ヴィラージュ」(1782円)「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」(3234円)の左右の好投手を指名し、スペインはバスク地方から「ゲタリアコ チャコリーナ ホワイト」選手(2112円)、ギリシャからは「ミロナス ワイナリー マラグジア」選手(2068円)の獲得に成功した。ドルーアン高校の左右の二枚看板を指名できて担当スカウトも思わずニッコリ。そしてチャコリとギリシャワインはともに初めての指名で、これも非常に楽しみ。

下位ではエノテカの「6月のおすすめ赤ワイン3本セット」(5500円)と“今月の送料無料ワイン”である「ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ブートナック」(2530円)の即戦力選手たちを指名した。エノテカの送料無料ワインは先月飲んだ「カイケン ウルトラ マルベック」がおいしかったので、“枠”を再購入した格好だ。

そして育成ドラフトでは「ワイン&ワインセラー セラー専科」で半額になっていた「ヘス シャーテイル ランチス シャルドネ」(1540円)そして「デュラス コート・デュ・ローヌ サン・エスプリ」(各880円)を赤白兄弟指名し、2020年6月のドラフトは選択終了とあいなった。最後の3本は半額セールのため育成指名扱いとしたが、無論、初年度から支配下登録され一軍で大活躍することを期待しているワインたちだ。

楽天スーパーセール、終わってみれば16本を無事購入

購入したのは2セット+9本の軽16本。内訳は、泡4本、赤8本、白4本。金額は、セットを除けば3000円台が2本、2000円台が3本、1000円台が2本、1000円以下が2本で購入総額はクーポンで割り引かれたり送料が加わったりも含めて3万5176円税込と、ほぼ予算ピッタリ。暑い時期なので白がもう少し指名できたら良かったが、満足のいくドラフトとなった。

プロ野球のドラフト会議が成功だったか、失敗だったかを判断できるかのは早くて3年後、本当に評価できるのは指名した選手が全員引退した後だと言われるが、ワインの場合すぐ飲んじゃうので今回のドラフトの成否もたぶんひと月後くらいに判明するのがいいところ。

各ワインの評価はまた追って記したいと思う。楽しみだなあ。

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