ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

ジャルダン・デ・サヴール。カルディのおいしい白ワインがまたひとつ【カルディワイン】

カルディで白ワインを買ってきた

ステイホームの夜の友がワインならば昼の友はコーヒーであり、そのコーヒーが枯渇したのでカルディコーヒーファームに向かった。コーヒーを挽いてもらっている間店内を物色して気がついたらショッピングバッグにはワインが入っていた。なんならサラミ、生ハム、チーズ、クラッカー、ブラックオリーブのオイル漬けも入っていた。結果的にはワインとワインのつまみをガッツリ買うついでにコーヒーも買ったみたいになったが暑い日だったから仕方がない。太陽がまぶしかったせい。

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カルディで買ったフランスはロワールのソーヴィニヨン・ブラン、ジャルダン・デ・サヴールを飲みました。

買ったのはフランスはロワール地方からやってきたユベール・エ・オリヴィエ・シンソンの「トゥーレーヌ ジャルダン・デ・サヴール」なるワイン。カルディの通販サイトでの商品名は「ジャルダン・デ・サヴール」で、“ロワールのソーヴィニヨン・ブラン”という超絶シンプルな説明がされている。ジャルダン・デ・サヴール。直訳すると「味の庭」であります。どんな庭なんだよ。

ジャルダン・デ・サヴールはどんなワインか?

公式サイトを見てみると、これがフランス語のみのサイトでなにが書かれているかわからない。グーグル翻訳に活躍してもらって調べてみると、ユベール・エ・オリヴィエ・シンソンはソローニュとトゥレーヌの境界にある4世代続くブドウ栽培家。でもってワインの説明を見ると、そこにはこんなことが書かれている。以下、グーグル翻訳。

「ソーヴィニヨンは、魚介類を伴うフルーティーで辛口の白ワインです。サーブ10℃。ダイレクトプレスによる伝統的な醸造。 15〜20日間の発酵。。ステンレス製バットでの熟成。1〜2歳」

1〜2歳って。乳児かよ。ともあれ現地価格は5.3ユーロということで、気兼ねなく開けて暑い日にスイスイ飲みたいワインと言えそうであります。

ジャルダン・デ・サヴールの味わい

というわけで日中の気温が30℃に迫ったある日の夕暮れを待って、よくよく冷やしてスンと抜栓。グラスに注いで驚いた。あなた、いい香りしてるじゃないの!

庭先で大量に採れたとか、旅先で箱で買った、みたいな理由で、自宅に柑橘系の果物がなんだか妙にたくさんある場合に部屋に充満するいい匂い、みたいなのがグラスから立ち上る。

味わいは……これを一応仮にもワインブログを名乗っているブログで使っていい表現なのかどうなのかわからないのだが、すみません、使います桃の天然水です。サントリーね。華原朋美がCMに出てたやつ。当時は衝撃的だったんですよ。甘いけど甘くないちょっと甘い水(桃風味)って感じでワインの話だった。

でもってしっかり苦い。グレープフルーツのアレなんていうんですかね、白いとこ。ちょっとフカフカした、あそこの味がします。この苦味が実に良くて、この苦味を味わいたくてスイスイ飲んじゃう感がある。お値段1298円税込ながら、十分楽しめるワインなんじゃないでしょうか。ワインのことわからないけど、カルディに売ってるワインってどれもおいしそうだから、なにか1本買いたいな〜みたいな層、私のことですが、そういった人物には実にハマる1本なような気がする。

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vivinoの点数は3.8点と値段に対して意外な高得点。

ところでJardin de Saveursをグーグルの検索クエリに入力すると、私の環境では東銀座のル・ジャルダン・デ・サヴールという同名のフレンチレストランが先頭に表示される。ル・ジャルダン・デ・サヴールでジャルダン・デ・サヴールは飲めるのだろうか。ちょっと気になる。

 カルディが好きすぎるので今後もいろいろ買って飲んでみようと思います。

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