トレジャリー・ワイン・エステーツのTwitterキャンペーンで見事当選
過日、「トレジャリー・ワイン・エステーツTwitter開設記念 キャンペーン」なるものが実施されているのをたまたま知り、ワインが当たると聞いて応募したところなんと当たった。やったぜヒャッホーと喜んでいたら当選したワインが無事届いたのでそれについて書こうと思う。
ただプレゼントもらいました。飲みました。おいしかったです。おわり。寝る。では小学生の作文になってしまうが私は社会人。トレジャリー・ワイン・エステーツってなんぞやから調べることとした。
トレジャリー・ワイン・エステーツ(以下、TWE)の公式サイトを見ると、オーストラリア証券取引所に上場しているグローバル企業で、従業員は3500人以上。70を超えるブランドを管理し、年間3000万ケースを売り上げるという世界最大級のワイン企業であることがわかる。取扱ブランドを見ると、ペンフォールズやベリンジャーやらの超有名どころがズラリ。こりゃすげえ。3000万ケースのうちの何本かは多分私も飲んでる。無意識に。
トレジャリー・ワイン・エステーツってどんな会社?
TWEの事業内容は、
1:ブドウの栽培・選果
2:ワイン造り
3:ブランディング主導のマーケティング
なのだそうだ。スケールメリットを活かしてワインを造ってブランド化してマーケティング施策によりグローバルに売る。うーん、強い。なにせ1万4000ヘクタール以上だそうですよ。自社畑の面積が。東京ドーム約3000個分。小さめの国かよ。
で、本拠地がオーストラリアのようなので、その生産地はオーストラリアとニュージーランド、そしてアメリカがメインのよう。なんだけど、今回当選したワインはブルゴーニュワイン。これ一体どういうことなんですかね。
当選したのは「メゾン・ド・グラン・エスプリ ラ・ミステリアル サントネイ・プルミエ・クリュ」という長い名前のワイン。メゾン・ド・グラン・エスプリは生産者の名称ではなく、あくまでブランド名のようで、その名前でボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ、プロヴァンスといったフランスを代表する産地のワインがリリースされているようだ。うーん、よくわからない。
メゾン・ド・グラン・エスプリ ラ・ミステリアル サントネイ・プルミエ・クリュが当たりました。
わからないことがあったらなんでも先生に聞きなさいと小学校1年生のときに言われたのでTWEの担当者の方に聞くことにした。抽選して当選者を決めて商品を発送してやれやれキャンペーンも無事終わったわい、飲み行こ、みたいなタイミングで質問攻めにするのは心苦しいが仕方ない。すみません、色々教えてください!
と、あれこれTwitterのダイレクトメッセージで質問したところ、丁寧に回答いただき、以下のようなことがわかった。
「メゾン・ド・グラン・エスプリ」とはなにか?
メゾン・ド・グラン・エスプリは「フランス各地の代表的なAOCワインを統一ラベルで単純化」したワインで、「ヴィンテージごとに選ばれた複数の畑、複数の生産者のワインをブレンドすることで各AOCのベストワインを造り上げる」とある。
そして、そのコンセプトは「オールドワールドの醸造技術と、一つのワインを造り上げるに当たってぶどうの供給先を広く求めるニューワールドの手法を融合させたもの」なんだとか。なるほどなー。合理的。
でもってこれが誰に向けたワインなのかといえば、「アジア地域の若いミレニアム世代」なんだそうだ。
彼らは、フランスワインに興味があるが、
・ラベルを読み解くのが困難。わかる。
・複雑な格付け制度を理解しなければならない(のが面倒)。わかる。
・ヴィンテージの違いの知識が求められる(のが面倒)。わかる。
・熟成による味わいの変化などについても知識が求められる(のが面倒)。わかる。
というわかりみの煮凝りのような理由でもって「敷居の高さを感じているのが実情」とTWEは分析。それに対して、ブランドを統一し、産地ごとにワインをリリースすることで、わかりやすく、手に取りやすくしているのだそうだ。合理的。
以上のように、言わばマーケティング主導で作られたブランドが、メゾン・ド・グラン・エスプリのようだ。私はただの消費者なのでこういう試みが全然嫌いじゃない。大きい会社がスケールメリットを活かしてつくったプロダクトはハズレが少ない。任天堂がつくるゲームは面白いみたいな。
メゾン・ド・グラン・エスプリ ラ・ミステリアル サントネイ・プルミエ・クリュ
で、今回飲んだ「メゾン・ド・グラン・エスプリ ラ・ミステリアル サントネイ・プルミエ・クリュ」はブルゴーニュのワイン。送ってもらった商品PDFによれば「100%フレンチオーク ブドウは最適な成熟度で9月に手摘みで収穫され、手作業で選別。 果実の風味を損なわないように房ごとに低温で発酵された。」とあり、ブドウはもちろんピノ・ノワール100%。うーん、楽しみ。少し休ませてから抜栓、グラスに注いで飲んでみた。
でもって私はブルゴーニュのプルミエクリュは初めて飲んだんですけどこれ異様においしいですね……。ブルゴーニュ大好き! っていう諸先輩方はこんなおいしいモノ飲んでるんですか毎晩のように。けしからんなそれは。うらやましいな。私はこのワインを表現する言葉を「異様にうまい」しか持たないが、グラスから漂う香りも、舌の上で感じる味わいも、時間経過とともに見せる微妙な変化もすべて最高に楽しめた。
公式情報によれば、香りは「森、赤と黒の果実、フローラル、スパイス、トーストしたオーク、バニラ」。味わいは「バランスのとれたタンニン、土のようなアロマ、トリュフ、 スミレ、白コショウ」が「強烈な果実味と組み合わされています」とのこと。
しっかり果実味があり、渋みと酸味は(しっかりあるけれど)穏やかで、スイスイ飲めちゃう。チキンに塩とオリーブオイルを適当に振ってオーブンに入れて放置するという作業時間24秒くらいの手抜き料理と合わせたのだがなんだかそんな原始人でも作れそうな料理をレストランの味に高めてくれた感まである。仕上げにバルサミコ酢をぶっかけたのが良かったのかも。おいしかったなあ。
ちなみにこのワイン、現在は日本での取り扱いはなく、今回のキャンペーン限定のお蔵出しワインだったとのこと。買えないのかー! ともかく大変おいしいワインをお贈りいただいて、トレジャリー・ワイン・エステーツの皆様に感謝申し上げたい。
今年の運を使い果たした感が9月にしてあるが、悔いなしである。
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今度ドルーアンいってみようかな。