【注意:本記事では2021年4月及び5月の『うきうきワインの玉手箱』の『1万円福袋』の中身を公開しています】
うきうきワインの玉手箱「赤ワイン福袋」を買ってみた
ワインショップ「うきうきワインの玉手箱」が、毎月1日に発売する1万円福袋(3本入り)。赤ワインコース、白ワインコース、シャンパーニュコースから選べるうちのシャンパーニュコースを、2021年4月1日に買ってみたところ、こんなワインが入っていた。
アンリオ ブリュット スーヴェラン 4818円
ジョセフ・ペリエ キュヴェ ・ロワイヤル 5197円
ビルカール・サルモン ブリュット・レゼルヴ 6578円
※価格は記事執筆時のうきうきワインの玉手箱における単品価格
合計金額は1万6593円。金額的にも非常にお得感がある上に、飲みたいな〜と思っていたビルカール・サルモンが入っていたのが大変うれしく、1カ月後の5月1日にもまた買うことにした。
ちなみに販売価格は1万1000円なのだが、1000円オフのクーポンが配布されており、それを使用することで1万円ポッキリで買える。
5月に買ったのは赤ワインコース。私は夏でも冷房の効いた部屋で赤ワインが飲みたいタイプ。なのでこの時期でも赤である。
うきうきワインの玉手箱の福袋「赤ワインコース」にはなにが入っているのか?
では、2021年5月1日の福袋「赤ワインコース」には一体なにが入っていたのだろうかか。旅行の楽しみの半分以上は出発前の計画段階にあると言われるが、福袋の楽しみの半分はこのボックスオープンの瞬間にある。福袋、それは値札の付けられた可能性。可能性の扉を開いてみよう。
さて、箱を開けると3本のワインが入っていた(そりゃそうだ)。この、ボトルのキャップ部分があらわになった瞬間に詳しい方なら内容を察することができるのかもしれないが、私の知識ではこれらがどんなワインなのかさっぱりわからない。なので、右から順にツモしていきたいと思う。というわけでまずは一番右のワインをフックアップしてみよう。えいっ。
うきうき福袋1本目 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ タウラージ2015
福袋から出てきた1本目、こ、これは……タウラージ! あれですよね。イタリアの長期熟成の赤だったよねたしか。飲んでみたかったやつ!
すかさず価格を調べると、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオのタウラージは5192円。いきなり5000円超えで相変わらず様子がおかしいなこの福袋いい意味で。
カンパーニャ州でアリアニコをメインにつくられる、法定熟成期間が3年で南のバローロと呼ばれるタウラージ、これはいきなり飲むのが楽しみなワインが出た。
幸先よくジャブが相手の鼻面にヒットしたところで、次のワインへと行ってみよう。打つべし!
うきうき福袋2本目 ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ジュヴレ・シャンベルタン・ キュヴェ・クリマ2018
今度は一転、ブルゴーニュ! ジュブレシャンベルタン村名ワインなんてビックカメラ赤坂店で試飲して以来ですよ私にとっては。うはは楽しみすぎる。
15ヘクタールの自社畑のうち半分がグラン・クリュで、ミスター・グラン・クリュの異名を誇るそうですよドルーアン・ラローズ。ミスター・赤ヘルは山本浩二さんであります。
うきうきでの価格は4708円。この時点で2本合計9900円。あれ、この福袋1万円で買った気がするんだけど……。
というわけで2本開封時点ですでにほぼ元が取れてしまった。ワン・ツーとクリーンヒットで相手はもうダウン寸前。最後のストレートで一気にKOといきたいところだ。というわけで間髪入れずに3発目、じゃなかった3本目行ってみよう! いっけええええ!
うきうき福袋3本目 シャトー・ボイド・カントナック 2017
ちょ……メドック格付け第3級のシャトー・ボイド・カントナック先輩じゃないっスか。
テイスティングイベントなどでは飲んでいるけれどもボルドーの格付けシャトーを自宅にお迎えするのは初だ。え、あの、ちょっといま部屋のなか散らかってて……みたいになる。
ちなみにWAのヴィンテージ チャートによると2017年のマルゴーは91点。悪くない感じなのかなこれは。
価格は驚きの7678円。どうなってんのこれ本当に。3本総額は先月の1万6593円をも上回る1万7578円。すごいお得感を覚えた前回よりさらに1000円弱総額で上回ってきた。ここが「お得感」の“向こう側”か……。
というわけで、まとめよう。
2021年6月の「うきうきわいんの玉手箱」1万円赤3本福袋まとめ
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ タウラージ2015 5192円
ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ジュヴレ・シャンベルタン・ キュヴェ・クリマ2018 4708円
シャトー・ボイド・カントナック 2017 7678円
この3本が1万円で買えてしまった。楽天のポイントもつくので、実質の価格はもっと下がって1本3000円ちょい。それでこのクラスのワインが手に入るとは……!
うきうき福袋を2カ月連続で買ってわかった3つのメリット
さて、うきうきワインの玉手箱の福袋を2カ月連続で買ってみたわけだが、やはり福袋とという商品にはメリデメが当然ながらある。それを最後に確認しておきたい。
メリット1:ボックスオープンのドキドキ感を味わえる
やはり福袋といえばこれだ。なにが入っているのかなと箱からワインを取り出す瞬間が最高に楽しい。「3本」という設定がちょうど良く、ダレずに最後までドキドキできるのも良い。
メリット2:お得感を味わえる
前回は総額1万6593円、今回は総額1万7578円と、購入金額の1万円に対してポイントや送料などを勘案すれば倍近い金額の商品が入っていた。「お得〜」と感じるとクオリティ・オブ・ライフが高まるタイプの人には非常に良い。
メリット3:飲める
なんと驚くべきことにこの福袋の中身は飲むことが可能なのだ。ドキドキ感、お得感だけで元が取れた感じがあるところにきて、もちろんワインとして楽しむことができるのがいい。しかもいずれ劣らぬ高級ワインなのだ。素敵。
デメリット:選べない、選べない&選べない
言うまでもなく、福袋は中身を選べないのが最大のデメリットだ。がゆえに、すでにご自分のワイン観が確立され、好みが先鋭化されている方には向かない商品ということになると思う。一方で、私のようなド素人かつパリピ系ウェイウェイ勢には非常に向いた商品ということになると思う。ここはお好みだろう。結果をどう受け取るかは人によって異なるはずだ。みんな違ってみんないい。
私は今月も「買ってよかったなあ」と感じることができた。なので、2021年6月1日は「白ワインコース」を買ってみた。その結果はまた来月にご報告したいと思う。
うきうきワインの玉手箱の福袋は1日限定。ご注意を!