ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

ふるさと納税でワインを手に入れよう! 気になる自治体の返礼品ワイン12選【2021年3月版】

楽天ふるさと納税とスーパーセールとワイン

2021年3月9日現在、楽天スーパーセールが開催中だ。そして楽天スーパーセール期間中はふるさと納税がお得。なんだか知らないけど「納税」にポイントがつくからだ。ふるさと納税の自己負担額は最大2000円だが、ポイントで余裕でペイできる。

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楽天スーパーセール期間中はふるさと納税チャンスでもある。

ご存知のとおり楽天スーパーセールは3、6、9、12と3の倍数月にあるが、ふるさと納税、とくにワインの場合はタイミングによってラインナップが変わる。というわけで、楽天スーパーセールの時期には今後「ふるさと納税ワイン研究」と題した記事を出していこうと思う次第だ。

ちなみに、ふるさと納税のやり方は下記の記事でざっくりとまとめてある。もっと詳しく書かれた記事も世の中にはたくさんあるが、「だいたいこんな感じ」を把握できる内容となっているので、ふるさと納税未体験の方はご参照いただきたい。

himawine.hatenablog.com

この記事でも書いたが、「産地」がとりわけ重要なのがワインなので、どの産地に納税するかを自分で選択できるふるさと納税とはめちゃくちゃ相性がいい。私は昨年自分の寄付限度額をすべて北海道余市町に納税したが、これにより余市の複数の生産者の個性を知ることができ、縁もなければ行ったこともない余市町への愛着みたいなものが爆上がりした。私は余市推し。人生がトキメク推し自治体の魔法である。

というわけで、ふるさと納税を通じて推し自治体を探すのはワイン好きにとって非常に楽しい作業となる。ただお得な制度を利用しているだけなのにも関わらず、ワインの産地に主体的に関わってる気分にも完全に気のせいなのだがなれるのもメリットだ。私の治めた税金が、ワインを運ぶ道を整備するアスファルトの一部に使われているかもみたいな。妄想は人生を幸せに過ごすための武器である。

ふるさと納税で手に入る気になるワイン

というわけで早速いってみよう。下記に挙げるのは、2021年3月時点で私・ヒマワインというド素人が個人的に気になっていて飲んでみたいなーと思うワイン、推したいなと思う自治体。参考までにご覧いただきたい。

【北海道余市町】平川ワイナリー

まずは北海道から。私の推し自治体である北海道余市町はいつみてもワインの返礼品が充実しているが、平川ワイナリーは過去飲んだワインがすべておいしかったのだった。

 

【北海道福島町】青函トンネル熟成ワイン

同じ北海道だとやや飛び道具だが福島町の返礼品に「青函トンネル熟成ワイン」を見つけた。ラベルには「-283」と数字がデザインされているが、海面下283メートルで1年熟成させたことを示すそうだ。生産者は「はこだてわいん」。気になるし、鉄道好きの人への贈り物でも喜ばれそうだ。

 

山形県】タケダワイナリー

続いて東北地方に目をやると、山形県はタケダワイナリー、高畠ワイナリーなどのワインが返礼品になっている。

山形県」の返礼品に設定されているのがタケダワイナリーのセット。県産のマスカット・ベーリーAを使ったブランドノワールと赤ワインは飲み比べが楽しそう。

 

山形県鶴岡市】高畠ワイナリー

高畠ワイナリーは山形県鶴岡市の返礼品。同ワイナリーのスパークリングワインを以前飲んでおいしかったけどこのタイミングでは自社畑ブドウの赤が気になる。


山梨県甲斐市サントリー登美の丘ワイナリー 登美の丘 赤 2016」

ワインどころである山梨県の各自治体ももちろんふるさと納税の返礼品にワインを用意している。個人的にはサントリーの「登美の丘」はぜひ飲みたい1本だ。

 
山梨県北杜市】中央葡萄酒

山梨県北杜市の返礼品には、中央葡萄酒の「YAMANASHI de GRACE&茅ヶ岳甲州」の赤白2本セットが良さそう。山梨は屈指の産地だけに選択肢がめちゃくちゃ多い。

 

【長野県東御市】アルカンヴィーニュ

続いては長野県の「千曲川ワインバレー」に関わる自治体のワインたち。アルカンヴィーニュワイナリーは、自社ブランドはもちろん、新規就農者のワインを醸造し、「千曲川ワインアカデミー」も開催している。行ってみたい!

 

【長野県小諸市ソラリス 信州千曲川メルロー

山梨県と長野県に産地を有するマンズワインは長野県では千曲川の流れる小諸市上田市(と長和町)でワインを栽培している。ソラリスはプレミアムワイン。ぜひ飲んでみたい1本がふるさと納税で手に入るのはありがたすぎる。

 

【長野県上田市】シャトーメルシャン椀子ワイナリー

長野県上田市は有名なシャトーメルシャン椀子ワイナリーの所在地。同ワイナリーのワインは複数返礼品として用意されていて、メルローシャルドネのセットも魅力的だし、いつかはフラッグシップのオムニスいきたい。

 

 

【長野県池田町】サッポログランポレール安曇野池田ヴィンヤード

長野県池田町には信州ワインバレーのうち「日本アルプスバレー」に属するサッポロの安曇野池田ヴィンヤードがあり、同社トップキュヴェのひとつ「グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード メリタージュ」も返礼品で選べる。サッポロ、サントリー、メルシャンと、大手のワインはどれも返礼品で入手可能なのありがたい。

 

兵庫県西脇市醸し人九平次

続いては思い切り日本酒で恐縮なのだが、サムネ画像がワイングラスなのでご容赦いただきたい。醸し人九平次の自社畑ならぬ自社田んぼ(?)で栽培した山田錦を使って醸す限定品だそう。

 

【宮崎県都農市】都農ワイン

最後は宮崎県都農市の都農ワイン。九州のワインを私はほぼ飲んだことがなく、今年は熊本ワインや安心院葡萄酒工房といった有名どころから少しずつ飲んでいきたいなあと思っているのだがこのタイミングでは宮崎の都農ワインがあった。とくにキャンベルアーリーを味わってみたい。

 

というわけで、駆け足で12の自治体の返礼品ワインを見てきた。返礼品ワインのラインナップは膨大で「これを外すとかありえないでしょ」という見落としがきっとある。

ただ、ここに挙げたワイン(日本酒が混じってますが)はどれも間違いなく魅力的。もしよかったら、参考にしてみてください。

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