ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

年間500種類くらいワインを飲むワインブロガーのブログです。できる限り一次情報を。ワインと造り手に敬意を持って。

【KALDI】カルディのワインくじ「WINE福BOX」でドンペリは当たるか!? 2021年最初の運試しに挑戦

カルディでワインガチャ! 「WINE福BOX」を買ってみた。

2021年の新年早々カルディコーヒーファームの店頭でドンペリが当たるワインくじ「WINE福BOX」が売られていたので買った。カルディのワインくじの多くがそうであるように、1/60の確率でドンペリことドン・ペリニヨンが当たる。価格は2200円税込だ。

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年の初めの運試し。カルディの「WINE福BOX」を買いました。

弊ブログは過去にカルディのワインくじには度々挑戦しているが、いまだドンペリが当たったことがない。少なくともドンペリが当たるまでは私はこのくじを買い続けると心に誓っている次第で、本記事のその試みの一環となる。

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WINE福BOX2021の当選商品一覧

さて、では今回の「WINE福BOX」ではどのようなワインが当たるのだろうか。まずはラインナップを確認してみよう。

ドン・ペリニヨン2008 1/60 通常価格1万9634円
ミケーレ・キアルロ バローロ チェレクイオ 1/60 通常価格1万円
ダリス シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン グランクリュ 1/60 参考上代7500円
ヴーヴ・クリコ 2/60 通常価格5720円
アストリア カリブロ 6/60 参考上代5000円
ファレスコ モンティアーノ 8/60 通常価格5000円
ファレスコ ソダーレ8/60 通常価格3500円
アンリ・エーラール リースリング グラン・クリュ・ブランド 8/60 参考上代3500円
サン・パトリニャーノ1978 10/60 参考上代3200円
カナリッキオ・ディ・ソープラ ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2/60 参考上代3000円
イカルディ ブリッコ・デル・ソーレ モンフェッラート 7/60 参考上代3000円
ローレルウッド ピノ・グリ 9/60 参考上代3000円

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当たるワインは12種類60本。その参考上代・販売価格の和を60で割ると、1本あたりの平均単価は4167.9円となる。2020年12月発売の同じ2200円のワインくじ「ウインターチャンスボックス」の平均単価は3993円だったから、今回のほうが若干お得ということになる。さすが正月。だいたい平均して購入価格の2倍のワインが手に入るので、お得感を得やすいくじになっている。

 

WINE福BOXで当たってほしいワインは?

つづいて、価格帯の分布を見てみよう。

19000円台 1種1本(1.6%)
10000円台 1種1本(1.6%)
7000円台 1種1本(1.6%)
5000円台 3種16本(26.6%)
3000円台 6種41本(68.3%)

見ての通りで、ドンペリバローログランクリュシャンパーニュを除くと、くじの中身は5000円台と3000円台しか存在しない。5000円台が出れば当たり、3000円台だとハズレというシンプルな構造だ。その上でドンペリが当たれば大勝利だ。ドンペリは2010ヴィンテージを2020年にテイスティングして普通にガチでおいしかったので本当に当たってほしい。

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3000円台だった場合でも、アンリ・エーラール リースリング グラン・クリュ・ブランドはちょっと気になる。アンリ・エーラールという生産者のワインはリースリングとゲヴュルツトラミネールがカルディの店頭で1000円台で売っており、以前買っておいしかったのだった。その上級キュヴェなので飲んでみたい気がする。また、サン・パトリニャーノ1978は私が1978年生まれというしょうもない理由でこれはこれで当たったら嬉しい。末等のオレゴンピノ・グリも個人的注目産地の注目品種なのでこれはこれで良し。と、あらかじめたっぷり保険をかけておくのがくじを外してもガッカリしないための貧者の兵法である。

 

カルディのワインくじでドンペリを当てるには?

とはいえやっぱりドンペリに出てきていただきたい。ご臨席賜りたい。ではどうやればドンペリを当てることができるかだが、これに関してはすでに結論が出ている。ドンペリの重量は1671グラム。カルディのワインくじ用の箱の重さは171グラムなので、1842グラム±がドンペリが入った箱の重量だ。つまり、カルディ店頭で行き交う人々、店員さんのこいつは一体なにをやっておるのだという視線に耐える鋼のメンタルでもってワインくじの重さを手のひらで計測、1842グラムを感知することができれば当たりにたどりつくことが論理的に可能だ。(詳しくは以下のリンク先の記事に書いてあるので興味のある方はご参照いただきたい)

himawine.hatenablog.com

ちなみに私は空気は吸うモンじゃねえ、読むモンだ、みたいなタイプの人間なので上記のような方法は実行不能。なので、脳内から箱の中のドンペリに念を飛ばし、ソナーのように跳ね返ってきた電波でもって箱を選ぶというヒマワイン式ドンペリ透視法とでも呼ぶべきサイコパス風の方法を採用している。問題はひとつで、この方法を用いて成功した確率がいまだゼロ%ということだが今回もそれでいった。要するにテキトーに買った。

WINE福BOXを開けてみた!

というわけで2021年の運を試すべく1箱を選んでレジに持ち込み、いざ開封の儀となった。BGMは例のあの、お正月番組で流れる雅楽みたいなやつを各自脳内再生お願いします。WINE福BOX、それは飲めるタイプのおみくじだ。

身を清めて二礼二拍手一礼の後、しめやかに開封である。いでませ、ドンペリ……ッ! さあどうだっ!

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私レベルになると「ドンペリじゃなさ」を瞬時に判断可能です。

はい解散。 泡だけどドンペリじゃないなこれは! チッキショォオオオおおおお!

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はいドンペリじゃない。

と、少々取り乱してしまったが当選したのは参考上代5000円で当選確率10%のアストリア カリブロであった。

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当選したのはアストリア カリブロ。

アストリア、スプマンテ造りに自信アリ的なメーカーのようだ。たまにスーパーで見かけるド派手なボトルの造り手っすね。うん、いいと思う。5000円のワインが当たってガッカリするなんてそんなことありえないんだ泣いてなんかない。

というわけで新年一発目のワインくじはおみくじでいうところの小吉感あふれる結果となった。おみくじもワインも、小吉くらいが身の丈。おいしくいただこうと思う次第だ。

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