ヒマだしワインのむ。|ワインブログ

ヒマなのでワインを飲みます。ワインの知識はありません。

ワインを“都産都消”! 東京ワイナリー「北海道余市産ツヴァイゲルトレーベ」を飲んでみた。

「3000円以下の日本ワイン」のワイン会になにを持っていくべきか問題

音声SNSアプリ「Clubouse」を利用して、Clubhouseワイン会、という企画を行っている。先日終了したその第二回のテーマは「3000円以下の日本ワイン」。せっかくだし3000円以下の日本ワインを手元に用意して参加しようとあれこれ考えた末、居住地である東京都で造られる「東京ワイナリー」のワインを選ぶことにした。

f:id:ichibanboshimomojiro:20210211164927j:plain

東京ワイナリー「北海道余市産ツヴァイゲルトレーベ」を飲みました。

買ったはいいけど東京ワイナリーのことをなにも知らないので調べてみると、練馬区大泉学園駅徒歩10分の場所にあるワイナリーであることがわかった。昔行ったことあるな大泉学園。大学時代友達が住んでたかなんかで。大学時代の友達が住んでた街でワインが造られてるってなんかすごいな。

東京ワイナリーはどんなワイナリーか

さて、東京ワイナリーの公式サイトを訪問すると「東京初のワイナリー」の文言が目を引く。設立は2014年。「東京の農業をもっと元気にしたい!」をコンセプトに、越後屋美和さんという女性が転職して修行を重ねて末に立ち上げたワイナリーであることがわかった。

インタビュー記事を読むと越後屋さんは私とほぼ同世代。いやー、すごいな。行動力と実行力があればワイナリーだって作れてしまうんだなあこの東京で。基本お一人で運営し、ワイン造りの過程で人手が必要な場合はSNSを通じてボランティアを募るのだそうだ。なにそれ超参加したい。いずれにせよ、すごく手作り感のあるマイクロワイナリー、という感じだ。

東京ワイナリー「北海道余市産ツヴァイゲルトレーベ」とは?

さて、そのワインのワインナップのなかで、「3000円以下の日本ワイン」がテーマの今回のワイン会にもっともふさわしそうなのは東京の地品種である「高尾」を使った「東京ワイン高尾ロゼ」でありそうだが、残念ながらこれは定価3500円税抜きと予算オーバーかつ売り切れ。

そもそもこの「高尾」というブドウに惚れ込んだことがワイナリーを立ち上げるきっかけになったそうだからいずれこれは飲むとして、今回は「北海道余市産ツヴァイゲルトレーベ」を選んだ。定価は2600円税抜きだ。

余市町はモンガク谷ワイナリー、ドメーヌ・モンなど飲んで衝撃を受けたワイナリーが複数あり、昨年はふるさと納税も行った個人的に応援している自治体。まさに私のためのワインと言っていいだろう(よくない)。

himawine.hatenablog.com

さて、ワインの説明を見てみると、「北海道余市産のツヴァイゲルトレーベを野生酵母にて発酵」したとある。ラベルには「生ワイン」と書いてあり、無濾過であるとも明記されているから、ナチュラルな感じの造りをしているのだろうきっと。

オンラインストアの商品ページによれば、「果実味が豊かで余韻にスパイシーで優しい渋み」があり、「キリッとした酸とバラのような優しく甘やかな香り」が特徴なんだとか。

私はツヴァイゲルトレーベ、あるいはツヴァイゲルトのワインを飲むのは初めて。ツヴァイゲルトはオーストリアでもっとも多く栽培されている赤品種で、ツヴァイゲルトレーベはそのチェコでの呼び名なのだそうだ。日本では北海道がそのメインの産地。2016年の時点で「北海道の赤ブドウ品種では第2位の生産量」だとwikipediaにある。へー。

東京ワイナリー「北海道余市産ツヴァイゲルトレーベ」を飲んでみた

Clubhouseワイン会は22時からの開催であったため、その数時間前の夕食時に抜栓し、飲んでみた。

さてここで正直に申し上げると、私はこのワインに対して過度な期待を持っていなかった。東京は地代も高いだろうし、北海道から東京への輸送費もかかるだろう。それに大規模な設備があるわけでもないだろうし。「東京でつくられてる」ことに価値があるのではと思ったんですけど大間違いでしたすみませんッ。

というわけで、おいしかったんですよこのワイン。開けたては甘やかな香りに対して酸味が勝って果実味が感じられず気難しい感があったのだけれどもその後ボトルの奥から果実味が泉の如く溢れてきて酸味・渋みと調和して丸みのある滑らかな味へと変化していった。

ナスとトマトのグラタンに追いスパイスしたものと合わせたのだが、ワインに若干あるスパイシーさとあいまって途中からアクセルとブレーキを同時に踏んだドリフト状態(ワインを注ぐ作業と飲む作業を同時に行っているように感じられる状態 ※ワインがどんどん減る)に突入、750ミリリットルではなく日本酒の四合瓶基準の720ミリリットル入りボトルでアルコール度数も12%と低めであることもあり、あわやワイン会開始前に飲み干してしまうところだったあぶなっ。

ワイナリーが東京にあって、気軽にワインを買ったり、その日飲むワインを量り売りで分けてもらったり……そんなことができたら最高だなあと、そう妄想できるのも味のうち。いいなあ、都市型ワイナリー。増えてほしい。

東京ワイナリーには、立ち飲みができるスペースがあったり、実際にワインの量り売りもやっているようだ。近々、遊びに行ってみよう。