楽天スーパーセール「買い回りポイント」上限額は7000ポイント
開催中の楽天スーパーセールでは、「ショップ買い回り」というキャンペーンが実施されている。キャンペーンにエントリーした上で、各ショップ1000円以上購入することで「買い回り」の条件を満たすと、購入ショップ数がひとつ増えるたびに期間中に得られるポイントが1%ずつアップしていくのだが、これには上限がある。2021年6月のセールの場合、7000ポイントだ。
「ショップ買い回り」は最大10倍とされているが、これには通常の「お買い物ポイント」1倍=1%が含まれるため、実際は10ショップ買い回った場合にポイントが9%プラスされることになる。
つまり、上限の7000ポイントを得ようと思ったら、7000÷0.09で、およそ7万7777円の商品を購入するのがもっとも効率が良い。それ以上買うと、「ショップ買い回りポイント」を取り逃がすことになるからだ。
楽天スーパーセールと楽天ふるさと納税
とはいえ、家電の買い替えといったことがないと、なかなか8万円弱の買い物はしない気もする。ワインを買うにしてもセラーに入り切らない問題が生じがち。そこでオススメなのがふるさと納税だ。
ご存知の通り、ふるさと納税は、寄附金のうち2000円を超える部分は所得税の還付や住民税の控除が受けられ、かつ返礼品が貰えるという考えてみるとちょっとおかしな制度。しかも楽天ふるさと納税の場合、恐ろしいことに楽天のポイントまで貯まるんですよどうなってるんだよこれ本当に。
というわけで、「ふるさと納税を絡めてショップ買い回りの上限7000ポイントを手に入れる」シミュレートを本記事ではしていきたい。
いかにして10ショップ買い回りを達成すべきか
まずは、デイリーワインや日用品など、絶対に消費するものを購入して、買い回り数を増やしておく。私の場合はワインと一緒に飲むミネラルウォーターや炭酸水、ワインを飲まない日に飲むサントリー ザ・オールフリーなどが生活必需品なので、この機にまとめて買う。
具体的にはこのようなイメージだ。
ショップ1:ミネラルウォーター24本(1200円くらい)
ショップ2:ミネラルウォーター24本(1200円くらい)
ショップ3:お気に入りのだしパック(1000円くらい)
ショップ4:お気に入りのだしパック(1000円くらい)
ショップ5:炭酸水24本(1600円くらい)
ショップ6:オールフリー24本(2900円くらい)
ポイントは、水とだしパックに関して複数店舗で購入している点だ。私のお気に入りのだしパックは実店舗で1080円で売られているが、ネット上だとなぜか1080円(送料無料)で売られており、ふたつセットでも2160円(送料無料)と価格が変わらない。なので、複数店舗で買ったほうが買い回り的にはいいのだ。
ちなみにこれ↓
水の場合、24本入りの底値が安すぎて2ケース買っても48本入りと価格差があまりなく、ポイント1%増で回収できる幅となる。
底値水↓
このように「次回セール時までに確実に消費するものを複数店舗で買う」ことで買い回りがラクになる。いやほんとセコい話で恐縮なのだがすべてはワインのためだ。水物は重いのでネットで買うインセンティブが高い上に、水は防災グッズでもあるので、消費しながら備蓄するローリングストックともなる。
これらをセールのたびに自動的に買うようにし、残りはデイリーワインを買うもよし、そのとき必要な日用品も買うもよし(私は今回体温計、不織布マスクなどを買った。コロナ禍〜)、書籍や雑誌を買うも良しでふるさと納税分を残したショップ買い回り数は意外と余裕で達成できる。もちろん、複数自治体に寄付を行えば1自治体=1ショップとして計算される。
ふるさと納税は、いわば推し自治体への課金行為。そのため産地が非常に重要視されるワインという商材とすこぶる相性が良く、私は昨年に引き続き2021年も北海道余市町を中心にふるさと納税を行う予定だ。
推し産地を納税というカタチで応援でき、その土地でできたワインを返礼品としていただける。ちょっとバグってると思うこの制度、何度考えても。
ちなみに、仮に5万円前後の寄付を行うとした場合、ワイン絡みのふるさと納税返礼品には以下のようなものがある。

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【ふるさと納税】【限定50セット】白ワイン4本Bセット(ヴィラデスト)
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以上のように、消耗品複数店舗購入+ふるさと納税のコンボで、7000円の「買い回りポイント」の上限は意外とスムーズに入手できる。スーパーセールは実質6月10日まで(正確には6月11日1時59分まで)なので、いろいろ眺めてみると面白い。