2021年の1〜4月にボトル1本を飲んでおいしかった赤ワインを選んだ
2021年も今日4月30日をもって1/3が終了したなにそれやだ早い。この間、週に1回設けている休肝日を除いては毎日ワインを飲んでいるので、現時点でのベスト5をまとめた。なお、ここで挙げるのは自分で購入して1本飲んだワインに限定する。また、5本に絞る過程で悩みに悩んだのだが最終的には入手しやすさも加味して選んだ。ちなみに冬場は赤ワインばっかり飲んでたので、赤縛りで選んでいる。さっそくいってみよう!
第5位:ダンジャン・ベルトー「ジヴリ プルミエ・クリュ ラ・プラント ルージュ2018」
まずはブルゴーニュの一級畑だ。なにがブルゴーニュの一級畑だよ、調子に乗りやがって、と思われるかもしれないが誤解だ。このワイン、価格はマイナー村ということもあってか驚きの2590円。お財布にやさしいプルミエ・クリュ、俺たちのプルミエ・クリュと呼びたくなるワインなのだ。
それでいて味は実にいい。甘渋すっぱのバランスが良く、ちょっと2000円台とは思えないような味がした。
第4位:エセンシア・ルラル「パンパネオ テンプラニーリョ ナチュラル2018」
ラシーヌの試飲会で飲んで気に入って買って帰って飲んだらやっぱりおいしかったスペインの赤ワイン。産地は安うまワインの母なる大地、ラ・マンチャ。かつては灌漑を行って大量収穫していた畑の灌漑をやめたら自然に収量が下がり、ブドウのクオリティが上がったのだけれどもなにしろ土地が広いから収量は下がっても価格は1000円台でご案内という素晴らしい1本。
発酵・熟成はともにステンレスタンクで、無濾過・無清澄の自然派的な造り。結果、すごくピュアでチャーミングな甘ずっぱワインとなっている。「つぶつぶ入り」と表記したほうがいいんじゃないかというほどの大粒のオリにビックリしたのもいい思い出である。これは本当に大好きになったワイン。
第3位:デントン・シェッド ピノ・ノワール2018
ソムリエ/ワインディレクターの田邉公一さんがツイッター上でオススメされていたオーストラリアの超ギリギリ2000円台ワイン、それがデントン・シェッド ピノ・ノワールだ。
その味わいは香りがドカン、甘み、酸味、渋み、すべて派手目。なのに決してニューワールド的な濃さがあるわけではないという絶妙なバランス。個人的に探索している3000円以下ピノ・ノワールとしてもTOP5級の味だった。
デントン・シェッドはカベルネフランも評判がいいので、そちらも近々試してみたい。
2019ヴィンテージ↓
第2位:ブーケンハーツクルーフ シラー2016
この手のランキング的な記事をまとめるとなんだかんだで必ず入ってくるのが南アフリカワイン。そして世評の高いこのワインを今年初めて飲んでみたのだがやっぱりとってもおいしかったのだった。
とにかく滑らか。ブログ記事から引用するならばおばあちゃんの勝負風呂敷みたいなすごくいい素材感。正月に飲んだのだが正月にふさわしい、華やかな味わいだったのだった。2016は開けるにはまだちょっと早いといった声もあるけど、今飲んで十分においsかったです。
ベスト:ラファエル・ギュイヨ レ・ザット2019
ブドウ品種がブルゴーニュのピノ・ノワールで(ただし格付けはヴァン・ド・ペイ)で、アルコール度数が12%と高くなく、味は甘酸っぱ系と私の好きな要素グランドスラム。さらにこれがファーストヴィンテージで醸造するのは若い女性で飲んだシチュエーションは数年ぶりに会った友人と再会を祝してだったという無数のドラも乗り、見事2021年1-4月のベストとなった。これおいしかったなー!
2019年といえば私が道を歩いていたらふたが開けっぱなしになっていたマンホールの穴に気づかず落ちた、みたいな感じで突然ワインにどハマりした年。その年にファーストヴィンテージを迎えたこのワインのファンに私は一発でなってしまった。次のヴィンテージも楽しみに飲みたいワインだ。
レ・ザットは売り切れてた
以上が赤ワインのベスト5。ちなみに、部門別ベストも挙げておく。以下だ。
泡部門:ヴァザール・コカール ブリュットレゼルヴ
白部門:マルセル・ダイス アルザスコンプランタシオン
甘口部門:ラングマン ゲヴュルツトラミナー ベーレンアウスレーゼ
ロゼ部門:ドメーヌ・ユイ T6+254ペティアン ロゼ
次の1/3もおいしいワインと出会えますように!
5月1日は福袋買います。
リカマングループも先月から1日限定福袋出してる。